メドック地方の土地柄を詳しく!

メドック地方は比較的標高の変化がなく、平坦な土地です。

ですが、川からいくつかの丘を持っています。

その丘から得られる影響などを含め、詳しくお伝えします。

ミクロクリマ

Microclimat(ミクロクリマ)は聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

メドック地方に限って言うと、畑から川が見渡せるのは良い畑だと言われています。

確かに1級シャトーの畑からは川がすぐ傍に見えます。

 

それはこのミクロクリマの影響があるから。

気温が低いときには水温の方が高いので、温かい空気(風)

気温が高いときには水温の方が低いので、冷たい空気(風)

畑に届くという訳です。

さらに、温度差によって生まれる風によって、常に畑に風が吹いていると言っても過言ではありません。

例えばシャトー・ラトゥールは夏の暑い無風の日に行っても、畑が風になびいていて、とても心地が良いです。

ちなみに2016年の霜被害についてですが、このミクロクリマの影響を受けているシャトーは全く被害がなかったところも多いです。

 

メドックの丘

平坦なイメージが強いメドック地方ですが、川から並行にいくつかの丘があります。

川から一つ目の丘には1級シャトーが、二つ目の丘には2級・3級シャトーが、三つ目の丘には4級・5級シャトーが立ち並んでいるイメージです。

大体こんな感じ、というレベルなので、もちろん例外も沢山あります。

 

簡単に土壌

元々ジロンド川は現在より川幅が広かったです。

そのため川に近い土壌では、ミネラル豊富な土壌を持っていますが、少し内陸に入るともともと森だったことで、腐葉土の入った土壌を持っています。

 

分かりやすい比較例

例えば、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズの持っているファーストワイン用の畑は元々川だったところにあります。

ですが、クロ・デュ・マルキは内陸の元々森だったところに畑を持ちます。

これを踏まえた上で二種類のワインを飲むと、納得!

確かにシャトー・レオヴィル・ラス・カーズミネラルを、クロ・デュ・マルキスー・ボワ(木の下の湿った、キノコの様なニュアンス)をよく感じます。

同じ生産者で、同じチームでワインを造っているのですが、畑の違いでここまで違うのか!と驚きます。

 

同時にシャトー・レオヴィル・ポワフェレも。

シャトーもののファーストワインは元々川だったところ、シャトー・ムーラン・リッシュは元々森だったところに畑を持ちます。

この二つについては、畑以外にもマロラクティック発酵の仕方が異なるのですが、畑の違いは感じられます。

ちなみに醸造の違いとは、シャトー・レオヴィル・ポワフェレのファーストワインはマロラクティック発酵を樽で、シャトー・ムーラン・リッシュはステンレスタンクの中で行われています。

 

と、私が見学をする上で聞いた、あまり何処にも載っていないような話を今回はお届けしました。

こういう話が聞きたい!などあればコメント頂けると嬉しいです!


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