ムーリスで一番有名なワイナリー、Château Maucaillou

左岸

格付けに選ばれておらず、クリュ・ボルジョワにも入っていないワイナリーとしては一番有名なのではないでしょうか。

今回はChâteau Maucaillou(シャトー・モーカイユ)についてお届けします!

 

 

歴史

1871年

ボルドーのネゴシアンであるPetit-Laroche(プティ・ラロッシュ)家が地理的にオーメドックの中心であるムーリスに倉庫をセラーを建設しました。

この時ムーリスの駅の近くに建てたのですが、それはワインを世界中に送るための利便性を考えてのことでした。

1875年

J. Petit-Laroche(J. プティ・ラロッシュ)氏が結婚し、奥さんに結婚のプレゼントとしてカーヴの向かいに現存する美しい邸宅を建てることにしました。

ムーリスの起業家であるMarian(マリアン)兄弟に仕事を依頼しました。

同時にJ. Petit-Laroche(J. プティ・ラロッシュ)氏は「Maucaillou(モーカイユ)」と「Caubet(コベ)」という名の付いた場所1.5ヘクタールにChâteau Maucaillou(シャトー・モーカイユ)というワイナリーを造りました。

「Maucaillou(モーカイユ)」は「mauvais cailloux(モヴェ・カイユー/悪い小石)」を意味します。

その後この砂利質の土壌はブドウ栽培において良い土壌ということがわかりますが、中世において石の多いこの土地は穀物栽培に不向きだったからです。

1889年

この年以来、世界中のコンクールや専門家間のブラインドテイスティングにおいて、良い成績を収めるワイナリーとなります。

1932年

Château Maucaillou(シャトー・モーカイユ)は正式に「Cru Bourgeois(クリュ・ボルジョワ)」に選ばれました。

参考;クリュ・ボルジョワって何?

2003年

自ら、クリュ・ボルジョワへの参加を拒否し、後に正式に認められました。

 

生産ワイン

CHATEAU MAUCAILLOU

Château Maucaillou(シャトー・モーカイユ)

平均樹齢が30~50年くらいのものを使用しています。

LE N°2 DE MAUCAILLOU

Le N°2 de Maucaillou(ル・ヌメロ・ドゥ・ド・モーカイユ)

比較的若木を使っているセカンドワイン。

新樽使用はなく、12~18か月熟成です。

MAUCAILLOU HAUT-MEDOC

Maucaillou Haut-Médoc(モーカイユ・オー・メドック)

これはオー・メドックに持つ畑から採れたブドウを使用しています。

同じく新樽使用がなく、12~18か月熟成。

LE B PAR MAUCAILLOU

Le B par Maucaillou(ル・ベ・パール・モーカイユ)はAOCボルドー・シューペリオールのワインです。

Maucaillou(モーカイユ)の名を冠しているワインの中では一番お手軽なワインです。

ブドウ畑

90ヘクタールの畑を所有しています。

AOCムーリス全体の面積が600ヘクタールで、これはムーリスの中で一番大きなワイナリーです。

ブドウ品種は

  • 53%カベルネ・ソーヴィニョン
  • 41%メルロー
  • 6%プティ・ヴェルド

の3種類を栽培しています。

収穫と選果

収穫は手摘みと機械摘みとどちらも行っています。

収穫期間は2~3週間で、メルロ→カベルネ・ソーヴィニョン→プティ・ヴェルドの順で行います。

収穫されたブドウは、除梗と選果を行って、フロワーを通した後タンクに入れられます。

醸造施設

全てステンレスタンクで醸造を行っています。

アルコール発酵とマロラクティック発酵共にタンク内で行います。

アルコール発酵中の作業はルモンタージュと、ボルドーの昔ながらの方法。

(参考;ワイン醸造:アルコール発酵について。

熟成

熟成室は常に15度に保たれています。

新樽使用は50~60%で、熟成期間は18か月

熟成の最後にブレンドを行います。

まとめ

ブドウ品種

53%カベルネ・ソーヴィニョン

41%メルロー

6%プティ・ヴェルド

タンク

ステンレスタンク

マロラクティック発酵

タンク内

熟成期間

18か月

新樽使用率

50~60%

 

ワイナリー情報

Château Maucaillou(シャトー・モーカイユ)

住所;25 Route de la Gare, 33480 Moulis-en-Médoc

電話;+33 5 56 58 01 23

メール;chateau@maucaillou.com

 

参考記事

1855年メドック格付けまとめ

ワイナリーSNSまとめ、メドック編

メドック格付けワイナリー、セカンドワインリスト

2018年野田祥子的メドック格付け

メドック地方の土地柄を詳しく!

クリュ・ボルジョワって何?

クリュ・ボルジョワ格付け2020まとめ

ワイン醸造:アルコール発酵について。

AOCボルドーで認められている品種(赤/白/ロゼ)

ボルドーワイン=ブレンドワイン

最近のボルドーワインについて

ファーストワインとセカンドワイン…って何?

材質別タンクのメリット・デメリット

ボルドーでのステンレスタンク

 

最後に

有名だからこそ見学を後回しにしてきた感があって、この間初めて行ってきました。

見学の最初は、ワイナリーに併設された博物館?に放たれます!笑

ワインのことを一通り知っている人には、退屈。

でも、初心者の方は楽しいんじゃないでしょうか。

そして、見学後の試飲もいくつか種類を用意していて、ワイン観光業に力を入れているのがよくわかります。

ショップも併設されてて、ワインを買いにだけ行くことも可能。

設備的にはすごいモダン、という訳ではないけどネゴシアン一族が所有してるし、その内大規模な工事をするんじゃないかなぁと個人的に思ってます。

工事してるよって情報を得たらまたご報告します!


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