格付けに選ばれていないけれど、有名なChâteau Haut-Marbuzet(シャトー・オー・マルビュゼ)について今回はお届けしたいと思います。
シャトー・モンローズとシャトー・コス・デストゥーネルに挟まれたワイナリー!
(格付けワインにこだわらなければ、行きたいワイナリーが山の様にある…)
歴史
1825年、アイルランド人のMacCarthy(マック・カーティ)一族がワイナリーを始めます。
1850年に、標高23メートルのところに7ヘクタールのブドウ畑を植えます。
1952年、Duboscq(デュボスク)家のHervé Duboscq(エルヴェ・デュボスク)が購入。
彼はもともとワインの世界の人ではなく、コルクの世界の人だったそう。
1962年、Henri Duboscq(アンリ・デュボスク)が跡を継ぎます。
この時、Château Chambert Marbuzet(シャトー・シャンベール・マルビュゼ)を購入。
シャトー・シャンベール・マルビュゼは5ヘクタール、68%カベルネ・ソーヴィニョン、32%メルロです。
そして2006年、AOCメドックのChâteau Layauga-Duboscq(シャトー・ラヤウガ・デュボスク)のオーナーになります。
ブドウ畑
65ヘクタールの畑を持ちます。
その畑を大きく11の区画に分けているそう。
減薬農法での栽培ですが、除草剤は全く使っていません。
ブドウ畑
元々はカベルネ・ソーヴィニョンを多く植えていたそうですが、少しずつメルロを増やしました。
現在は
- 55%メルロ
- 35%カベルネ・ソーヴィニョン
- 5%カベルネ・フラン
- 5%プティ・ヴェルド
を栽培しています。
収穫
100人くらいの季節労働者と共に、3週間かけて収穫を行います。
ちなみに、正社員は40人くらい。
醸造施設
1961年に建てられました。
コンクリートタンクを20基、木のタンク5を基持ちます。
醸造と熟成
アルコール発酵や熟成はボルドーの基本的な方法で行っています。
毎度同じ話になってしまうので、今回は割愛します。
アルコール/マロラクティック発酵後にブレンドを行い、その後熟成を行います。
熟成期間は15~16か月。
参考記事
最後に
クリュ・ボルジョワに選ばれている、シャトー・オー・マルビュゼ。
やっぱり格付けワインでないと情報が少ないなぁという印象。
私も、格付けワインにこだわらず色々なワイナリーを見学したいと思います!
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