レオヴィル3兄弟最後、シャトー・レオヴィル・バルトン特集

サンジュリアン

1855年のメドック格付けには、「レオヴィル」と名の付くワイナリーが3つあります。

その3つ目の最後、シャトー・レオヴィル・バルトンの特集記事です。

(参考;サンジュリアン2級シャトー、Château Léoville Poyferré

(参考;サンジュリアン、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

 

 

簡単に歴史

ドメーヌ・ド・レオヴィルだった時の話は、ポワフェレとラス・カーズの記事で書いたので、省略します。

1821年にバルトン一族がシャトー・ランゴア・バルトンを購入、さらに1823年にシャトー・レオヴィル・バルトンを購入しました。

今現在も同じバルトン一族が経営している、家族経営のワイナリーです。

(レオヴィル3兄弟は全て家族経営のワイナリー)

現在は娘のLillan(リリアン)が9代目です。

彼女には32歳Mélanie(メラニー)と、30歳Damien(ダーミアン)がいるので、まだまだワイナリーは安泰です。

メラニーはエノログで、ダーミアンはマーケティングでワイナリーを支えています。

バルトン一家

1855年の格付けで2級に選ばれたシャトー・レオヴィル・バルトンのある場所で、3級のシャトー・ランゴア・バルトンも醸造・熟成されています。

ですので、今回はシャトー・レオヴィル・バルトンとシャトー・ランゴア・バルトンの2ワイナリーについて書きたいと思います。

Château Mouvesin Barton

バルトン一族は、同じメドックにもう一つワイナリーを持っています。

それが、シャトー・モーヴェザン・バルトン

こちらは若手が頑張っているワイナリーです。

2011年にバルトン一族のものとなったワイナリーを

歴史で少し触れた娘さんメラニーが2013年に相続しました。

リリアン、旦那さんのMichel(ミッシェル)、メラニー、ダーミアンの4人で経営していますが、

主にメラニー、ダーミアンの2人が畑からマーケティングまで行っています。

タンクもすべてステンレスタンクで、熟成樽もレオヴィル・バルトンとランゴア・バルトンで使用したものを使用しているワイナリーです。

(訪問したことがないので、訪問した時にはワイナリー記事作成します)

 

シャトー・レオヴィル・バルトン

畑は51ヘクタール。

内、74%カベルネ・ソーヴィニョン、23%メルロ、3%カベルネ・フランが植えられています。

 

シャトー・ランゴア・バルトン

畑は17ヘクタール。

内、57%カベルネ・ソーヴィニョン、34%メルロ、9%カベルネ・フランが植えられています。

 

収穫

収穫者は100名程度。

2週間かけて行われます。

収穫はメルロからカベルネ・フラン、そしてカベルネ・ソーヴィニョンの順で行われます。

そして、選果、除梗をしてタンクの中にブドウを入れます。

 

醸造

木のタンクを28基もっています。

この木のタンクで醸造を行っていて、ステンレスタンクは保管用にいくつか持っています。

木のタンクは比較的大きいので、1つのタンクで2~3区画から採れたブドウを醸造します。

発酵

アルコール発酵は28度程度。

ルモンタージュを1日に2回行います。

それぞれのルモンタージュは1時間半かけて行われます。

(参考;ワイン醸造:アルコール発酵について。

 

そしてマロラクティック発酵。

このワイナリーではアルコール発酵とマロラクティック発酵を同時に行うので、アルコール発酵が終わり、マロラクティック発酵の途中で樽の中にワインを入れます。

 

熟成

熟成庫を2つ持っていて、それぞれ熟成しているビンテージが違います。

ボルドーの多くのワイナリーでは、1年目の熟成室、2年目の熟成室と分かれていますが、ここでは、奇数年の熟成室、偶数年の熟成室という風に分けています。

樽の焼き加減はミディアム。

全てフランスオークの使用です。

熟成中、澱引きは3か月に1回、熟成の最後には卵の白身を使ったコラージュも行う、ボルドーではクラッシックな熟成作業です。

熟成期間と新樽

シャトー・レオヴィル・バルトンは18か月熟成、60%新樽使用

シャトー・ランゴア・バルトンも18か月熟成、20%新樽使用です。

 

ブレンド

熟成の途中、2月中旬から3月中旬に行われます。

ブレンドを決定するための試飲は12月から1月にかけて。

 

生産ワイン

こちらはセカンドワインをまとめた時にも軽く触れました。

(参考;メドック格付けワイナリー、セカンドワインリスト

シャトー・レオヴィル・バルトンとシャトー・ランゴア・バルトンの共同のセカンドワインがレゼルヴです。

こちらのセカンドワインは基本的に若木を使われています。

シャトー・レオヴィル・バルトン、シャトー・ランゴア・バルトン共にサンジュリアンに畑を持っているので、アペラシオンはサンジュリアンとしての販売です。

 

関連記事

今回の関連記事を載せておきます。

もしよろしければ併せてご覧ください。

サンジュリアン2級シャトー、Château Léoville Poyferré

サンジュリアン、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

1855年メドック格付けまとめ

メドック格付けワイナリー、セカンドワインリスト

ワイン醸造:アルコール発酵について。


感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。
sachiwines@gmail.com

その他色々やってるので、良かったら見てください☆ 
Instagramsachiko0418 
レストランブログ
FacebookBordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット 
Homepage・SachiWines 
旧ブログ・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット レストランブログ
広告

コメント

  1. […] (参考;レオヴィル3兄弟最後、シャトー・レオヴィル・バルトン特集) […]

  2. […] Château Léoville-Barton […]

タイトルとURLをコピーしました