マルゴー地方、Château Lascombes

マルゴー

ワイナリー特集シリーズ、今回はシャトー・ラスコンブです。

今まで書いた特集記事は1855年メドック格付けまとめにまとめているので、ご覧ください。

 

 

簡単に歴史

ワイナリーの始まりは17世紀

1625年にChevalier de Lascombes(シュバリエ・ド・ラスコンブ)が自らの名前をワイナリーにつけることで始まりました。

Chevalier(シュバリエ)は騎士。

今はセカンドワインの名前にも使われています。

そして2011年、フランスの保険会社Mutuelle d’assurances du corps de santé français(MACSF)がオーナーとなります。

ブドウ畑

AOCマルゴーの5つの村に120ヘクタールの畑を持っています。

ブドウ品種は

  • 50%メルロ
  • 45%カベルネ・ソーヴィニョン
  • 5%プティ・ヴェルド

昔は、粘土土壌の上にカベルネ・ソーヴィニョンを栽培していて、それをメルロに植え替えを行ったため、50%もメルロを持っています。

平均樹齢は35年程度。一番古いものが60年程度です。

収穫

9月から10月にかけて、150人程度で行います。

ブドウを10㎏入れられるかごにブドウを入れていきます。

大きなものを使うと、ブドウがブドウを潰してしまうので、このサイズに落ち着いたそう。

選果して、除梗して、光学選果機を使って、ブドウの実だけを醸造します。

 

醸造設備

2001年に新しくできた醸造施設は4階建てです。

下からステンレスタンク、コンクリートタンク、ステンレスタンク+木のタンク、があり、最上階は作業しやすいように足場がしっかりあります。

発酵

アルコール発酵は基本、ステンレスタンクと木のタンクを使います。

ブドウをタンクに入れたら、2001年~低温の醸しを10日ほど行っています。

発酵中は、1日に2回ルモンタージュを。

(攪拌作業については、ワイン醸造:アルコール発酵について。をご覧ください)

タンクから樽にワインを入れて、マロラクティック発酵を。

ボルドーの基本的な醸造方法です。

熟成

まずは6か月間、区画ごと、品種ごとに熟成を行います。

この間は、澱と共に熟成をするそう。

なので、1週間に2度バトナージュを行っています。

その後ブレンド(+澱引き)をして、さらに熟成

樽は7~8社の樽を使用していて、焼き加減はミディアムかミディアムプラス。

熟成期間

  • ファーストワインが18か月から20か月熟成
  • セカンドワインが16か月熟成

最後に

今回は比較的さらっとした記事になりました。

熟成の最初に全く澱引きをしないっていうのは、ボルドーワインでは珍しい。

そして、赤ワインにバトナージュをするのも珍しい。

良いところに畑も持つワイナリー。

一般の方も見学できるので、是非どうぞ。

参考記事

今までの特集記事を見るなら;1855年メドック格付けまとめ

サンテミリオンの特集記事は;サンテミリオン、最新格付け

ルモンタージュやピジャージュなどは;ワイン醸造:アルコール発酵について。


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コメント

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