星付きレストランをもつワイナリー、シャトー・トロロ・モンド

サンテミリオン

今現在は工事中で、レストランが閉まっていますが、星付きレストランを有していたワイナリー、Château Troplong Mondot(シャトー・トロロ・モンド)です。

今年からオープンする予定だったのが、コロナのせいでどうなるのか…という感じ。

観光業も再開されたらお邪魔する予定なので、訪問後は記事にしたいと思います!

歴史

18世紀

当時はDomaine de Pavie-Mondot(ドメーヌ・ド・パヴィ・モンド)

Mondot(モンド)というのは、ワイナリーがある丘の名前のこと。

Domaine de Pavie-Mondot(ドメーヌ・ド・パヴィ・モンド)は現在のChâteau Pavie(シャトー・パヴィ)とChâteau Troplong-Mondot(シャトー・トロロ・モンド)が合わさった場所にありました。

ルイ16世の弁護士であったRaymond de Sèze(レイモン・ド・セーズ)がいくつか畑の区画を購入しました。

de Sèze(ド・セーズ)一族はジロンド県の土地付き貴族の中で最も格式高い家系の一つ。

1745年 お城が建てられます。
19世紀

Pavie-Mondot(パヴィ・モンド)のワインはサンテミリオンで最も評価の高いワインの一つとなりました。

しかし19世紀初頭、ワイナリーの分割が行われました。

1850年

有名な方学者で帝国元老院議長のRaymond Troplong(レイモン・トロロ)がオーナーとなりました。

そしてワイナリー名がChâteau Troplong Mondot(シャトー・トロロ・モンド)へと変わります。

彼らはワインに情熱を持った一族で、この時にブドウ畑が28ヘクタールに増えて、現在もそのまま続いています。

1868年

Annuaire des Châteauxでサンテミリオンで2位に選ばれました。

1869年

Raymond Troplong(レイモン・トロロ)の死後、パリ市民裁判所の元判事であり、Saint-Laurent-des-Combes(サン・ローラン・デ・コンブ)の市長であった甥のEdouard Troplong(エドアード・トロロ)が就任しました。

1900~1940年

栽培に馬を使っていました。

1921年

ベルギーのネゴシアンであったGeorges Thienpont(ジョルジュ・ティエンポン)が新しいオーナーになりました。

1924年

Georges Thienpont(ジョルジュ・ティエンポン)がVieux Château Certan(ヴュー・シャトー・セルタン)を購入した後、2つの内1つのワイナリーを売却する必要に迫られました。

それにより、Château Troplong-Mondot(シャトー・トロロ・モンド)を放棄することにしました。

1934年

パリのネゴシアン、Alexandre Valette(アレクサンドレ・ヴァレット)がオーナーに。

息子のBernard(ベルナール)孫のClaude(クロード)と3世代に渡り、このワイナリーを所有していました。

1980年

Alexandre Valette(アレクサンドレ・ヴァレット)のひ孫娘Christine Valette(クリスティーヌ・ヴァレット)が当主になりました。

彼女は夫のXavier Pariente(グザヴィエ・パリエンテ)の手助けもあり、Château Troplong-Mondot(シャトー・トロロ・モンド)の伝説を築き上げました。

1990年

土壌の再調査を行い、化学薬品の使用量を減らしました。

2006年

サンテミリオンの格付けでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセを取得、その後2012年も格付けを維持しました。

2014年3月

Christine Valette-Pariente(クリスティーヌ・ヴァレット・パリエンテ)が57歳の若さで亡くなりました。

2017年7月

保険会社SCOR(スコア)がオーナーに。

オーナーは変わりましたが、従業員の方はそのまま同じ人が働き続けました。

資金源だけが変わっただけで、その他はあまり何も変わらなかったそう。

2017年9月

Château Cos d’Estournel(シャトー・コス・デストゥーネル)で働いていた人がディレクターになります。

2000年

もともと馬と働いていたこともあり、畑仕事に馬が登場。

2020年春

レストランと醸造施設が新しくオープンします。

こんな状況なので、いつオープンするのか…。

前のレストランと同じ人が働くようなので、楽しみです!

ブドウ畑

サンテミリオンの一番高い丘に畑を持ちます。

丘の高いところなので、風もあり、太陽の陽も良く当たる

そのおかげで2017年の霜の被害がほぼなく3~4%でした。

霜被害が多かったサンテミリオンでは、かなり少ない被害!

プルミエ・グラン・クリュ・クラッセに選ばれている畑はファーストワインに使われ

サンテミリオン・グランクリュの畑はセカンドワインに利用されています。

このグランクリュの畑も、次の格付けで格上げになるとファーストワインに利用するかもしれないそう。

畑のムービーをワイナリーが出しているので、こちらも併せてご覧ください。

畑の面積

ファーストワインに使える、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセの畑は33ヘクタール。

内、28ヘクタールが昔ながら持っている、オリジナルの畑です。

そして、サンテミリオン・グランクリュの畑が10ヘクタール。

ブドウ畑

3種類のブドウを栽培しています。

  • 85%メルロ
  • 13%カベルネ・ソーヴィニョン
  • 2%カベルネ・フラン

メルロは粘土、石灰土壌を中心

カベルネ・ソーヴィニョンは太陽が良く当たる、丘の一番高い場所を中心に植えられています。

収穫

手摘みでの収穫を行っています。

順番はメルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンの順番に8月から9月にかけて行います。

醸造施設

2019年から新しい醸造施設でつくっていますが、まだ見学ができないので、写真がありません…。

この騒動が終わった後に訪問予定ですので、見学出来たらまた記事にします。

醸造

ステンレスタンクでの醸造です。

工事をして、小さなサイズのタンクを導入しました。

区画ごとの醸造ができるようになったので、品質が上がっていくのでは、と期待しています。

マロラクティック発酵もステンレスタンク内で。

熟成

こちらも同じく工事中だったので写真はありません。

樽の焼き加減はミディアム。

熟成期間

15~18か月熟成です。

ファーストワインの新樽使用率が60%、セカンドワインの新樽使用率が40%です。

参考記事

サンテミリオン、最新格付け

ワイナリーSNSまとめ、サンテミリオン編

本には載っていないサンテミリオンの格付けについて

サンテミリオンのAOCをひも解く。

最後に

何度も記事の中で言いましたが、工事中だったので写真がブドウ畑ですいません。

この騒動が終われば、必ず訪問するので写真を含め、また記事を書きたいと思います!


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コメント

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