前回、シャトーマルゴーの特集記事でお伝えしましたが、ボルドーにはいくつか自社で樽工房を持っているワイナリーがあります。
昔は自社で持っている所も多く、当時使っていた道具を展示しているワイナリーもあります。
でもやっぱり自社で樽工房を所有するのはコストがかかるので、工房を所有しているワイナリーが減っていったのです。
最近は樽の配送も昔と比べると早くできるようになりましたしね。
樽工房を持つ全ワイナリー
ボルドーで今現在工房を持つワイナリーは4つしかありません。
- Château Margaux(シャトー・マルゴー)
- Château Lafite Rothschild(シャトー・ラフィット・ロートシルト)
- Château Haut-Brion(シャトー・オー・ブリオン)
- Château Smith Haut Lafitte(シャトー・スミス・オー・ラフィット)
です。
なんと、ほとんどが1級ワイナリー!
やっぱりコストかかるんかなぁって思うよね。笑
樽工房を持つメリット
自分のところで樽を造れるので、必要な個数つくることができるというメリットはあります。
(大抵1人でつくっているので、もちろん限界はありますが)
そして、好きな焼き加減で樽が作れるのもメリットの一つ。
それぞれのワイナリーは好みの焼き加減があるので、微妙な調整ができるのも嬉しい。
そしてChâteau Smith Haut Lafitte(シャトー・スミス・オー・ラフィット)に限っては、木の乾燥も自社で管理しているというこだわり。
(Château Smith Haut Lafitte(シャトー・スミス・オー・ラフィット)の記事、書いてなかったことに気づいたので、後に更新します)
でも、最大のメリットは樽の修理がすぐできること!
本来であれば、漏れなどの修理が必要な樽は樽会社に引き取ってもらって、修理という形です。
なので、もちろん時間がかかります。
自社に職人がいると…必要な時に必要な数修理ができる!
最大のメリットはこれだと、全てのワイナリーの方がおっしゃってました。
参考記事
メドック1級シャトー、Château Lafite Rothschild
最後に
今回はちょっと短い記事になりました。
樽づくりの行程も書きたいと思いつつ、絵を描くのが下手なので、どんどん後回しになっています…。よくない。
私の住んでるコニャックでは、樽会社も沢山あって写真もいっぱい撮らせてもらったので、後回しにせず更新します!
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コメント
[…] (参考;樽工房を持つワイナリー) […]
[…] 以前、ボルドーで樽工房をもつワイナリーをご紹介したので、もしよろしければ樽工房を持つワイナリーをご覧ください。 […]
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