サンテステフの黄色い建物、シャトー・ラフォン・ロシェ

サンテステフ

次はサンテステフのワイナリー、Château Lafon Rochetについて!

このワイナリーは、テスロン一族の持ち物ですが、シャトー・ポンテ・カネやコニャック・テスロンと経営は全く別です。

今回も、私が見学して知ったことを記事にしていきますので、どうぞお付き合いください。

 

 

簡単に歴史

最初のオーナーさんの名前がラフォン、ワイナリーがある場所の名前がロシェで

それが合体してシャトー・ラフォン・ロシェという名になりました。

ボルドーではよくある名前の付け方ですね。

最初にも書きましたが1960年にGuy Tesseron氏によって、テスロン一族の持ち物になりました。

1999年に、ギュイ・テスロン氏は自分の子供にワイナリーを譲り、そのころからMichel TesseronとCaroline Poniatowskiの2人が当主となります。

 

建物について

黄色い建物が特徴的なシャトー・ラフォン・ロシェ。

元々はこんな色ではありませんでした。

何色だったんでしょうか。

実は、コンクリート打ちっぱなしのグレーの建物でした。

 

色の実験

1999年に建物を緑色黄色赤色の3色に塗りました。

自然とのコントラストなどを実際に見て、何色が一番合うのかという実験です。

(色を本当に塗るってすごい…!)

そして決まった色が黄色

色を変更

2000年にシャトーの色、ラベルの色共に黄色に変更されました。

それ以前のラベルはボルドーのクラシックなラベルで、印象がガラッと変わりました。

 

畑について

持っている畑は40ヘクタール

この40ヘクタールはひと塊になっているので、収穫のときはとても楽だそう。

こちらのYouTube動画がわかりやすいので、もしよければどうぞ。

Pierre Le Hongという方で、ワイナリーから依頼を受け色々な3D動画をつくっている方です。

 

ブドウ品種

ボルドーで認められている品種のうち、4品種を植えています。

  • 60%カベルネ・ソーヴィニョン
  • 30%メルロ
  • 5%カベルネ・フラン
  • 5%プティ・ヴェルド

カベルネ・ソーヴィニョンは丘の上、地表に石が広がっているところ、

メルロは丘の下、粘土土壌のところに基本植えられています。

平均樹齢が35年。

一番古いものが75年程度だそうです。

収穫から醸造まで

収穫は40名くらいの収穫者と共に2~3週間かけて手摘みで行われます。

選果はまず人力、その後除梗をし、2013年から光学の選果機を導入しました。

醸造室について

こちらも最近リフォームされました。

工事前と後で何が変わったのでしょうか。

 

工事の前と後

工事以前は100%ステンレスタンクでしたが、2015年以降は新しくコンクリートタンクが導入されました。

それ以降は50%ステンレスタンク、50%コンクリートタンクでワインを製造しています。

このコンクリートタンクは北イタリア製で、最後の仕上げはワイナリーで行われました。

(壁に接続されている、移動不可能なタンク)

 

コンクリートタンク

41基タンクがあるので、41区画分コンクリートタンクで醸造します。

厚さが15センチもあるので、外気の温度変化の影響を受けにくいというメリットがあります。

こちらで造ったワインはフルーティーさや若々しさを持つものになるそう。

ステンレスタンク

ステンレスタンクはコンクリートタンクより小さいです。

シャトー・ラフォン・ロシェで使っているものは、最大で100ヘクトリットル。

1区画1タンクでの醸造そしているので、コンクリートタンクで醸造できない小さい区画を主に醸造しています。

ステンレスタンクもコンクリートタンク同様、温度管理をしっかりしていますが、

ステンレスタンクの方が希望の温度へ持っていきやすいです。

簡単に醸造

醸造はクラシックなもの。

アルコール発酵とマロラクティック発酵はタンクの中で行われ、計1か月半ほどタンクの中にワイン(ブドウ)が入っています。

アルコール発酵中は1日に2~3回ルモンタージュを行います。

(参考;ワイン醸造:アルコール発酵について。

先ほどと同じPierre Le Hongさんの動画。

こちらで土壌から醸造までを映像で見ることができます(英語)

 

熟成セラー

ボルドーの多くのワイナリーと同様に、1年目の熟成室と2年目の熟成室を持ちます。

1年目の熟成室はミッシェル・テスロンの時代、1990年に建てられたもので

2年目の熟成室は300年前に造られたもので、ワイナリー内で一番古い建物です。

樽について

焼きは軽め。

100%フランス産のオーク樽を使用していて、11社の樽会社と契約しています。

2016年からはアンフォラを使い始めているのも特徴。

最後に

シャトー・ラフォン・ロシェは最近徐々に進化しているワイナリーです。

2015年ビンテージ以降はコンクリートタンクも導入され、エレガントなワインが造られています。

今後が楽しみなワイナリーの一つ。

 

参考記事

ワイン醸造:アルコール発酵について。

メドック格付けワイナリー、セカンドワインリスト

2018年野田祥子的メドック格付け


感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。
sachiwines@gmail.com

その他色々やってるので、良かったら見てください☆ 
Instagramsachiko0418 
レストランブログ
FacebookBordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット 
Homepage・SachiWines 
旧ブログ・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット レストランブログ
広告

コメント

  1. […] Château Lafon-Rochet […]

タイトルとURLをコピーしました