冷凍食品屋ピカール所有ワイナリー、シャトー・ジャン・フォール

サンテミリオン

フランスで一番有名な冷凍食品屋さん、Picard(ピカール)。

そのピカールが所有するサンテミリオンのワイナリーChâteau Jean Faure(シャトー・ジャン・フォール)をご紹介します。

 

 

歴史

ローマ時代

現在Château Figeac(シャトー・フィジャック)の場所にあった大きな別宅Figeacus(フィゲアカス)の一部としてブドウ畑があったといわれています。

1763~1770年

公式にJean Faure(ジャン・フォール)が存在していたのがBelleymeマップに表示されています。

18世紀

この頃にシャルトリューズと呼ばれるボルドーらしい建物が建てられました。

18世紀半ば

ボルドー初のグランド・テロワール地図に登場しました。

19世紀

Figeac(フィジャック)に含まれていたJean Faure(ジャン・フォール)はこの時から所有面積が変わりません。

新しい建物が建築され、さらに19世紀末に2つの小邸が追加されました。

1999年

冷凍食品で有名なPicard(ピカール)が5つのワイナリーを購入しました。

この頃からワイン業に正式参入です。

2004年

Picard(ピカール)がChâteau Jean Faure(シャトー・ジャン・フォール)を買収しました。

買収当時、サンテミリオン・グランクリュのワイナリーでした。

2017年

Picard(ピカール)買収以降、環境配慮を始めていて、この年にオーガニック認定を受けました。

2018年

またこと年からビオディナミとしての栽培を始めています。

生産ワイン

ファーストワインとセカンドワインを生産しています。

ファーストワインはChâteau Jean Faure(シャトー・ジャン・フォール)

セカンドワインはLe Cèdre de Jean Faure(ル・セードル・ド・ジャン・フォール)です。

セカンドワインは比較的若木を使って生産しています。

ブドウ畑

畑は18ヘクタール所有しています。

内、ブドウ品種が

  • 65%カベルネ・フラン
  • 30%メルロ
  • 5%マルベック

を栽培しています。

このワイナリーでは55%以上カベルネ・フランをブレンドすることにしています。

カベルネ・フランはこのワイナリーの特徴の一つです。

土壌

80%粘土/砂土壌を所有しています。

ポムロールに近いこともあり、青色粘土を所有していて、これが故にカベルネ・フランを沢山植えています。

収穫から醸造

手摘み収穫です。

収穫されたブドウはそのまま冷蔵室に1晩入れられます。

その後機械でブドウの実が小さいものが除かれ、さらに手で選果を行います。

醸造施設

タンクはコンクリート、木製、ステンレスを所有しています。

ステンレスタンクは、ワインの保管にしか使用していないので、醸造には使用していません。

また、アルコール発酵中に行うのは基本ルモンタージュ

そしてピジャージュを少々行います。

(参考;ワイン醸造:アルコール発酵について。

アルコール発酵の後、醸しを行い、マロラクティック発酵もタンク内で。

そしてブレンドを行ってから熟成の開始です。

熟成室

熟成セラーは10度から12度に、湿度95%に保たれています。

樽は2社から購入。

熟成は225リットルの樽と、12ヘクトリットルの大樽

大樽は主にカベルネ・フランを熟成するとのこと。

そして新樽が50%、1度ワインを熟成したワインが50%。

ファーストワインは18か月熟成で、セカンドワインが6か月熟成です。

まとめ

ブドウ品種

65%カベルネ・フラン

30%メルロ

5%マルベック

タンク

コンクリート

木製

マロラクティック発酵

タンク内

熟成期間

18か月

新樽使用率

50%

 

ワイナリー情報

Château Jean Faure(シャトー・ジャン・フォール)

住所;Jean Fauré, 33330 Saint-Émilion

電話;+33 5 57 51 34 86

メール;contact@jean-faure.fr

参考記事

サンテミリオン、最新格付け

サンテミリオン格付けワイナリー、セカンドワインリスト

ワイナリーSNSまとめ、サンテミリオン編

本には載っていないサンテミリオンの格付けについて

サンテミリオンのAOCをひも解く。

ワイン醸造:アルコール発酵について。

AOCボルドーで認められている品種(赤/白/ロゼ)

ボルドーワイン=ブレンドワイン

最近のボルドーワインについて

ファーストワインとセカンドワイン…って何?

材質別タンクのメリット・デメリット

ボルドーでのステンレスタンク

ボルドーでのコンクリートタンク。

 

最後に

今年は今まで行ってなかったワイナリー訪問を沢山させてもらっていて、ここもずっと気になっていたところ!

見学では畑の説明を主にしてくれるので、他とは一味違う見学をしたい方にもおすすめです。

シュヴァル・ブランのすぐ隣なので、最高の立地なのはわかってもらえるのではないでしょうか。

ポムロールも近いので、推しが色々あるワイナリーです!


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