サンテミリオンのAOCをひも解く。

メドックに引き続き今回はサンテミリオンのアペラシオンについて。

がっつりボルドーを分けるとこんな感じ。

今回は右の真ん中あたりにあるサンテミリオンに焦点を当てたいと思います!

サンテミリオンの場所は?

右岸」と称されるサンテミリオンはその名の通り、ボルドーを通る川の右側に位置しています。

詳しく言うと、その中にアペラシオン・サンテミリオンという場所があるのですが、今回はがっつり地図の真ん中右にある赤色エリアをまとめてサンテミリオン“地方”と呼びたいと思います。

 

サンテミリオンを詳しく

このサンテミリオン地方にはいくつものアペラシオンが入っています。

具体的にはこんな感じ。

特徴としては、石灰を多く含むのでメルロー主体のワインを多く生産しています。

メルロー主体=しなやかでフルーティーなワイン

ということです。

 

AOC Saint-Emilionについて。

アペラシオン・サンテミリオンについて少し詳しく書きます。

この地域の中で唯一格付けを持つ地域がアペラシオン・サンテミリオン。

上の地図では一番大きな面積を誇っている場所です。

この地域の平均面積は7haとメドックの10分の一くらいです。

小さな家族経営のワイナリーも多く、フレンドリーに見学を受け入れてくれるところも多いです(^^♪

 

土壌は?

サンテミリオンの町を中心に、昔は石切り場として繁栄しました。

ボルドーの建物はこのサンテミリオンの地下から採れた石灰石を使っていたりします。

街から離れるとこの石灰土壌は薄く、粘土質と混ざっていきます。

そのため、別のアペラシオンが沢山存在しているイメージで良いかと思います。

ちなみに格付け上位に選ばれているシャトーのほとんどはこの石灰土壌の上に畑を持ちます。

見学すると、元石切り場に入れてくれるシャトーも多数。

現在はワインの熟成や、瓶保存などに使用されています。

 

格付けって?

この格付けについて。

サンテミリオンは基本的に10年に一回変更されます。

最後に変更されたのは2012年なので、何事もなければ次回は2022年の更新。

この格付けに選ばれるためには…

AOC Saint-EmilionからAOC Saint-Emilion Grand Cruへ格上げ

する必要があります。

??と思うかと思いますが、収穫量の違いなど、二つのアペラシオンは規定が違います。

規定の違いは詳しく記事にしているので、今回は省略。

気になる方はこちらをご覧ください。

そしてAOC Saint-Emilion Grand Cruの認定を得ているものの中から格付けワインを選ぶ仕組みです。

この格付けについても詳しく書きたいので、また次回。

マニアックに色々書こうと思うと、文字数がものすごいことになるのが問題ですね。笑

 

霜の被害は?

メドック地方と比べると、こちらサンテミリオン地方の方が被害は大きかったです。

メドック地方は大西洋と川に挟まれた恵まれた土地。

サンテミリオン地方は丘が沢山あり、丘の上の畑は風が流れているために被害は少なかったですが、丘の下は冷たい空気が溜まって大きな被害となりました。

春にサンテミリオンを車で走っていると、枯れ木が沢山あり、本当に悲しかったです。

今年は良い一年になれば良いなぁと願うばかりです。

 


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「サンテミリオンのAOCをひも解く。」への3件のフィードバック

    1. 高井様
      ありがとうございます!
      最近中々ブログがかけていないのですが、今後ともお願いします。

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