今回はChâteau Yon-Figeac(シャトー・ヨン・フィジャック)についてお届けします。
ここは同業の友達とお互い行ったことないところに行こうってことでお邪魔したんよなぁ。
懐かしい。
玄関にある現代アートが目を引くし、凄い印象に残ったワイナリーです。
歴史
色々調べたのですが、あまり情報がなく…今回は短い歴史説明です。
1886年 |
現存する建物が建築されました。 |
2005年 |
Château Yon Figeac(シャトー・ヨン・フィジャック)はロワール地方に3つのワイナリーを所有するVignobles Alain Château(ヴィニョーブル・アラン・シャトー)が造りました。 |
2011年 |
環境配慮をしたうえでワインを造るために、減薬農法でのブドウ栽培を開始します。 |
2013年 |
環境マネジメントシステムに関する国際規格であるISO 14001の承認を得る。 |
2016年 |
高い基準で環境配慮しているという証明HVE 3の認証を得る。 |
生産ワイン
CHATEAU YON-FIGEAC
Château Yon-Figeac(シャトー・ヨン・フィジャック)はファーストワイン。
この記事でお伝えしているのは基本的にこのワインです。
LES ROCHES DE YON-FIGEAC
Les Roches de Yon-Figeac(レ・ロッシュ・ド・ヨン・フィジャック)はセカンドワイン。
熟成は大樽か樽で行われ、ファーストワインよりフルーツのフレッシュ感が強いワインです。
ブドウ畑
24ヘクタールの畑を所有しています。
何度かお伝えしていますが、サンテミリオンの畑平均面積は7ヘクタール程度なので、大きなワイナリーの一つです。
栽培方法は減薬農法。
ですがHVE3(Haute Valeur Environnementale)と呼ばれる高い環境配慮しているという証明を得ています。
土壌
サンテミリオンのワイナリーですが、石灰土壌は所有しておりません。
代わりに粘土と砂土壌を所有しています。
それにより、ブドウ品種は
- 80%メルロー
- 13%カベルネ・フラン
- 7%プティ・ヴェルド
を栽培しています。
醸造施設
ステンレスタンクと、内部を樹脂加工されているコンクリートタンクを所有しています。
アルコール発酵中はルモンタージュを。
そしてマロラクティック発酵もタンク内で行います。
熟成
2018年4月に新しい熟成室が完成しました。
熟成はフレンチオークのみ。
60%が新樽、残りの40%が1回か2回ワインを熟成した樽です。
澱引きは少な目で、熟成期間中に1回か2回しか行いません。
最後の清澄作業は白身で。
まとめ
ブドウ品種 |
80%メルロー 13%カベルネ・フラン 7%プティ・ヴェルド |
タンク |
ステンレスタンク、コンクリートタンク |
マロラクティック発酵 |
タンク内 |
新樽使用 |
60% |
熟成期間 |
12か月 |
ワイナリー情報
Château Yon-Figeac(シャトー・ヨン・フィジャック)
住所;À Yon, 33330 Saint-Émilion
電話;+33 5 57 84 82 98
メール;info@vignobles-alainchateau.com
参考記事
最後に
去年から見学可能になったワイナリーですが、あんまり見学できないワイナリーの一つ。
最近はアートにも力を入れていて、ワイナリー内にモダンアートがちりばめられています。
今後、まだまだ変わっていくのかなぁ。楽しみなワイナリーの一つです。
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