Château Franc Mayneにいってきました!
SNSでよく見ていたものの、行ったことがなかったのです。
サンテミリオンは昔石切場だったこともあって、その跡地がワインの熟成や保管に使われています。
そんなサンテミリオンらしい景色を見ることが出来るワイナリーのひとつです!
歴史
2018年 |
Château Franc Mayneの歴史は一目ぼれによって大きく変化しました。 ブドウ畑の真ん中にあるこの建物と、素晴らしいワインに魅せられSavare家がワイナリーを購入しました。 Savare家は20年以上ワイン業界に投資をしておりました。 |
ワイナリーは2018年からブドウ畑の改良を行い、Château Franc Mayneのワインはテロワールをより表現するものになりました。 |
生産ワイン
Château Franc MayneとIlex de Franc Mayneを生産しています。
Château Franc Mayneがファーストワイン、そしてセカンドワインがIlex de Franc Mayneです。
ただ、このセカンドワインのIlex de Franc Mayneは2018年以降。
それ以前はLes Cèdres de Franc Mayneとして販売されていました。
セカンドワインはメルロー100%で作られているのも特徴。
ブドウ畑
ブドウ畑は7ヘクタール所有しています。
内、90%メルロー、10%がカベルネ・フラン。
土壌は石灰、粘土、砂、泥の4種類が組み合わさっており、組み合わせにより5種類の土壌を持ちます。
起伏がしっかりあるので、畑の標高が高いところと低いところは25メートルの差があります。
ボルドーでは結構な標高の違い!
収穫と選果
収穫は大体9月の中旬に開始されます。
もちろん年によってブドウの出来が違うので、変化はありますが大体の目安として。
収穫されたブドウは除梗され、人の手で選果されます。
醸造施設
選果されたブドウはタンクに入れられ、低温での醸し(8~10℃)を行います。
この時使われるタンクはコンクリートか木製。
そして同じタンクでアルコール発酵を28~29℃で行います。
アルコール発酵中の攪拌作業は、ルモンタージュかピジャージュ。
1日最大で3回行うとのことですが、それぞれのワインを試飲して決定しています。
そしてアルコール発酵が終わったら、さらに醸しを。
熟成
タンク内での作業が終わるとブレンドを行います。
そしてその後16か月の熟成期間を迎えます。
熟成は元々石切場だったサンテミリオンの地の利を生かして、地下で行います。
Château Franc Mayneでは2ヘクタールの地下回廊を持っていて、この中でワインの樽熟成と同様に瓶詰めされたワインの保管も行っています。
その後瓶詰め前にもう一度ブレンド(樽の違いで中のワインに違いが出ているので)を行い、瓶詰めします。
まとめ
ブドウ品種 |
90%メルロー 10%カベルネ・フラン |
タンク | 木製、ステンレス |
熟成期間 | 16か月 |
ワイナリー情報
住所;14 La Gomerie RD 243, 33330 Saint-Émilion
電話;+33 5 57 24 62 61
参考記事
サンテミリオン格付け;2大巨塔の脱退についてワイナリーの人に聞いてみた
最後に
2月に怒涛のワイナリー訪問をしたんやけど、全然ブログ書けてなくて…。
今年度はブログ更新を前までとは言わんくても、定期的に更新します!
このワイナリーは見学料少し高いけど、石切場も見れるし、充実度高かったです!
また観光にお勧めのワイナリーも投稿しますね。
感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。 sachiwines@gmail.com その他色々やってるので、良かったら見てください Instagram Twitter レストランブログ Facebook|Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット Homepage|SachiWines 旧ブログ|レストランブログ
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