醸造の新技術Rpulseとは?

ワインの造り方

ここ数年、ボルドーのワイナリーで聞くようになったRpluse

まだボルドーで目にしたことはないけど、他の地域や国でも使われてるのかな?

Rpluseについて調べようとここ数年してたけど、全然情報がなかったので共有できなかった。

この間見たらホームページ新しくなってわかりやすくなってたので、情報共有します!

簡単な特徴

2018年からボルドーのワイナリーで使われるようになりました。

機械的な作用なしで、果帽を優しく混ぜ、柔らかい抽出を可能にします。

このRpulseは特許を取得している技術です。

Rpulseの作用

果汁やブドウの皮に機械的作用を与えないため最近ボルドーワインの流行になっている「柔らかい抽出」を可能にします。

柔らかい空気やガスを注入することで、果汁を果帽の上に持ち上げます。

また「作業時間の短縮」もできるとのこと。

8日間程度の発酵期間で通常の抽出作業で使う、ルモンタージュやピジャージュだと13時間以上の時間が必要でも、このRpulseを使うと45分程度で済むとのこと。

言葉だけでは分かり辛いと思うので、公式の動画を共有します。

これを見ると分かってもらえると思いますが、ポンプから空気orガスを注入することで、果帽が動き、ルモンタージュやピジャージュ、デレスタージュなどと同様の作用(もちろん、それぞれの作業で特徴は異なりますが)が得られます。

使用ワイナリー

現在はボルドーの格付けワイナリーを含め、400以上のワイナリーが使用しているとのこと!

フランスを含め、現在7か国で使用されている、フランス製の製品です。

参考記事

ボルドーのワイン生産地

ブドウ畑に咲いている薔薇について

最近のボルドーワインについて

ボルドーワイン2017年の出来は?当たり年?ハズれ年?

2018年のボルドーワイン

AOCボルドーで認められている品種(赤/白/ロゼ)

ボルドーワインの良年/悪年について

ボルドー赤ワイン用品種を、ブドウを見ずに見分ける方法。

【ワインニュース】ボルドー、新たに6品種!?

カベルネとメルロー、左岸と右岸の違い。

ボルドーワイン=ブレンドワイン

ボルドーのネゴシアンとブルゴーニュのネゴシアンの違い

最後に

私自身、この目で作業しているのを見たことがないのだけれど、最近時々聞くRpulseについて調べてみました。

作業しているのを見たらまた写真等で共有しますね!


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