ワインを勉強していると出てくる「ネゴシアン」という単語。
今回はこの「ネゴシアン」についてお届けしようと思います。
直訳
フランス語で「Négociant」と書きます。
辞書には、
卸売業者、卸売商;(卸売りと小売りの間の)仲介業者、ブローカー;商人
と書いてあります。
よく言われるのが「仲介業者」ではないでしょうか。
では、簡単にボルドーとブルゴーニュの違いをお伝えしようと思います。
ボルドーのネゴシアン
ボルドーでは、ネゴシアンがたくさんいます。
プリムールでワインを購入できるのもネゴシアン。
プリムールについては、こちらをどうぞ;2017年、ボルドープリムールについて
要は「瓶詰めされたワインを買って、販売する」人がネゴシアンです。
まさに仲介業者の役割を果たしています。
ブルゴーニュのネゴシアン
ブルゴーニュのネゴシアンはまたちょっと違う。
ブルゴーニュではワインの醸造も行います。
収穫されたブドウ、若しくは果汁を買ってきて醸造・熟成から瓶詰までを行います。
Louis Jadot(ルイ・ジャド)はブルゴーニュでも有名なネゴシアンなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
まとめ
ボルドーのネゴシアンは「瓶詰めされたものを購入し、販売する」
ブルゴーニュのネゴシアンは「醸造も行う」
という違いがあります。
外の地域では、ブルゴーニュ型のネゴシアンの方が多いのではないでしょうか。
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