一般的なボルドーロゼの造り方 – セニエ法

ワインの造り方

赤ワインの造り方に続き、ロゼワインの造り方のご紹介です。

今回はボルドーロゼとして認められている作り方の中で、最も一般的なセニエ法です。

ちなみにセニエは「Saignée」と書き、「血が抜かれた」などの意味を持ちます。

何でこんな名前なのかは、作り方を見ればわかるかなと。

では、どうぞよろしくお願いします!

まとめ

前回の赤ワインの時と同様に、最初にまとめをお届けして、それぞれの行程毎に後程お届けします。

タンクに入れるまでの行程は赤ワインと一緒です。

収穫から選果

前回と同じ内容になるのでさらっとお届けします。

収穫は機械か手摘み。

除梗は基本的に行いますが、機械収穫だと実だけ収穫されるので除梗は必要ありません。

その後選果を行います。

選果は1回だけだったり2回だったり、3回だったりいろいろ。

さらに手で選果をしたり、機械で選果したり、タイミングや方法も様々。

そして④番は発酵前の冷蔵です。

が、行わないワイナリーもあります。

発酵

タンクに入れられてアルコール発酵を行います。

タンクの中の色を分けたのは、果汁と果帽の色分けです。

最初、ブドウを入れた時はそれほど果汁に色がついていません。

果帽子(果皮や皮)から色やタンニン、香りが抽出されることで少しずつ色が濃くなっていきます。

セニエ

ここで最初にお伝えした「セニエ(Saignée)」です。

造りたい赤ワインの色になったらワインを抽出します。

抽出したものは一つのタンクにまとめて、アルコール発酵を続けます。

タンク内のワインの量が少ないのは便宜上。

本来はタンクいっぱいにワインが入っています。

抽出されずにタンクに残ったものは赤ワインを製造されます。

以前赤ワインについては書いたので、この後の行程は省略します。

熟成

最後は熟成の行程です。

基本的にはタンク内で行われることが多いですが、樽内で行う人もいるにはいるので絵にしました。

これまたワインの量がタンクいっぱいになっていないのは便宜上です。

本来はタンクいっぱいにワインが入っています。

参考記事

ボルドー赤ワイン醸造

メドック格付けワイナリー、セカンドワインリスト

サンテミリオン格付けワイナリー、セカンドワインリスト

ワイン、ウイスキーなどに必須、樽の作り方ご紹介

最後に

前回に引き続きワインの造り方でした。

白ワインやロゼワインの他の造り方も簡単にまとめますね。

そしてロゼワイン造ってるワイナリーもまとめようかな…と思ったら以前セカンドワインリストを作った時に、一緒に書いてました。

基本的にメドックやサンテミリオンの格付けワイナリーの造るロゼワインはこのセニエ法です。

格付けワイナリーでもかなり安くロゼワインを販売していることが多いので、お買い得。


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