なぜボルドーには星付きレストランが少ないのか。

ワイン

今回もコラム的記事です。

そして今回の記事は、信じるか信じないかはあなた次第!な記事です。

少なくとも私は、そういう側面あるよなぁと思っている。

では、どうぞ。どうしてボルドーに星付きレストランが少ないの?

ボルドー市内の星付き

まずはボルドー市内のレストランをまとめてみました。

それぞれコメントも書いてます。

★Le Pavillon des Boulevards

ボルドーでずー--っと星を守り続けてる唯一のレストラン。

私も大好きで、年に1度は確実にお邪魔している。

前までは行くのも大変やったけど、今はトラムD線がすぐそばに停まってくれるから行きやすくなったのも嬉しい。

 

★L’Oiseau Bleu

ボルドーの中心地からは対岸に位置してるレストラン。

数年前までは友人がソムリエやってたのよねぇ。懐かしい。

めぇぇっちゃ前に行ったっきりで最近の情報はわからないのだけれど、行った友人はめっちゃ良かった!って言ってた。

トラムA線の駅が目の前にあるから、対岸といえども行きやすいのも良い。

2022年は行きたいな。

ホームページ:L’Oiseau Bleu

★La Table d’Hôtes – Le Quatrième Mur

有名シェフPhilippe Etchebest(フィリップ・エチェベスト)氏の監修レストラン。

ボルドーの大劇場前にあって立地は抜群!

でも私行ってないし、多分一生行かないと思う。

行ってないレストランを悪く言いたくはないのだけれど、同じ空間に同じシェフ監修のビストロがあるの。

そのビストロの印象が悪すぎて、同じ空間で星付きの雰囲気を味わえるのかが疑問でしかないから。

そういう疑念のあるお店に、安くないお金を払っていきたくないなぁと。

もし行った人いたら感想聞かせて欲しい!

★Tentazioni

星を取る前から何度かお邪魔している、ボルドーで唯一星を持ってるイタリアン。

席数が少ないのもあって、いつも満席。

予約するのがかなり難しい!

決め打ちコースの提供で、かなり手の込んだイタリアンが食べられるお店。

久しぶりに行きたいけど、予約ほんまに取られへんねよなぁ…。

ホームページ:Tentazioni

2020年01月05日:予約の取れないイタリアン、TentaziOni

★L’Observatoire du Gabriel

ボルドーで一番立地が良い星付きレストランといえばここ!

ブルス広場から見える真ん中の建物一棟全部レストランで、1階がバー、2階がビストロ、3階が星付きレストラン。

オーナーはシャトー・アンジェルスと同じ!

私は2階のビストロにお邪魔したことはあるけど、3階は行ったことないの…。

でも2階の印象良かったから3階も行きたい!

ここも2022年に行きたいレストランのひとつやなぁ。

★Soléna

ここは1回お邪魔したことがある!

若手料理人とサービス人がいっぱいいて、現代の星付きレストランって感じ。

内装も、かわいいし。

難点はトラムで行くにはどの駅からも微妙に遠いところ。

住宅地に急に現れるガストロノミックレストランってテンションあがらん?私だけ?

個人的にはレストランの行き帰りのちょっとした散歩がたのしかったなぁ。

星付きレストランやからってピンヒール履いていくと、道中で後悔するのでご注意を(笑)

石畳が続く道ばっかりで、私はちょっと後悔しました。笑

ホームページ:Soléna

2020年03月01日:2020年に一つ星に輝いたレストラン、Soléna

★★Le Pressoir d’Argent – Gordon Ramsay

有名シェフ、Gordon Ramsay(ゴードン・ラムゼイ)監修のレストラン。

ボルドーのグラン・ホテルことインターコンチネンタル内にあるレストランです。

ここは確か1つ星時代か、二つ星取った直後かに1度お邪魔した。

誰もが納得の星付きレストランやけど、値段と食材/サービスが見合い過ぎててサプライズがないのが個人的に残念やった思い出。

とはいえ、誰もが納得のボルドー星付きレストランといえばココかなぁ。

ボルドー郊外の星付き

郊外のレストランはあんまり行ったことがないので、コメント薄いけど許して。

★Le Prince Noir – Vivien Durand

毎回ボルドーとコニャックの往復するときに横を通ってるレストランで、めっちゃ気になってる。

去年1回予約したんやけど、コロナウイルスの影響でレストラン閉鎖されて、あきらめるしかなかったのよね…。

良い評判聞いてるし、リベンジしたい!

ホームページ:Le Prince Noir – Vivien Durand

★Le Saint-James

ボルドーから少し離れたところにあるレストラン。

トラムはないけどバスでは行ける。しかも結構目の前に停まってくれる。

ここも数年前から星取ったよね、確か。

こういうボルドーから公共交通機関出行けるけど微妙に遠いところって一番行かないよね(笑)

ここもいい噂を聞くレストランです!

ホームページ:Le Saint-James

★Auberge St-Jean

オーベルジュのレストラン。

車でしか行けないけど宿泊もできるから、ごはん食べた後に運転しなくていいの良いよね。

この間サンテミリオンに泊ったけど、ここ行けばよかったなぁとちょっと後悔している。

次回近場でバカンスしたい時行こうっと。

ホームページ:Auberge St-Jean

★Logis de la Cadène

サンテミリオンにあるレストラン。

冬の間は閉まってますが、夏にテラス席での食事はめっちゃ気持ちいい!

平日ランチは星付きレストランにしてはお手軽なコースもやってるし、かしこまった格好をしていかなくてもいいので、観光の合間に行くのもいいよね。

夜はいったことないんやけど、立地もいいし、料理もサービスも良かった!

石畳の急な坂の途中にあるから、ヒールで行くのはおすすめしません。

ピンヒールで行ったら絶対後悔するからお気をつけを!

★★La Table de Pavie

有名シェフYannick Alléno(ヤニック・アレノ)氏監修レストラン。

サンテミリオンの観光案内所のすぐ前にあります。

この間行こうと思ったけど、冬はお休み。

サンテミリオンのレストランって冬季休み取るところめっちゃ多い!

今のところ右岸にある唯一の二つ星です。

夏の間はホテルのテラスでコーヒー1杯飲むだけも可能です!

ホームページ:La Table de Pavie

★★La Grand’Vigne – Les Sources de Caudalie

シャトー・スミス・オー・ラフィット内の二つ星レストラン!

ここは一度行ったことがあるけど、別世界が広がっていて、かなり良かった印象。

敷地内にはワインバーやビストロ、ホテルやスパもあって、ここだけで1日充分に楽しめるのも良い。

ガストロノミックレストランは決して安くないけど、金額以上の経験を提供してくれた!

ワインバーでも軽食食べられるし、雰囲気いいから是非ワインバーだけでも行って欲しい。

★Lalique

こちらもワイナリーレストラン。

クリスタルのLalique(ラリック)が所有する、シャトー・ラフォリー・ペラゲ内にあります。

ここはオープンしてから数か月で星を取ったのよね。

私が行ったときはホテルに泊まったから、ここで1日ずーっといた。

チェックアウトもゆっくりやし、かなりのんびりできた!

料理ももちろん美味しかった!!

★Claude Darroze

ここもソーテルヌのお店!

行ったことないし、ここ数年星付きレストラン開拓をしてなかったから、知らなかった…。

近いうちに行きたいと思ってる!

ホームページ見たら、料理めっちゃおいしそうやねん。行きたい!

ホームページ:Claude Darroze

★Le Patio

ボルドーの近くにある別荘地、アルカションにあるレストラン。

アルカション自体ここ数年行ってないから、このお店に行くことは…あるかなぁ。

ボルドーからはアルカション1時間くらいで行けるんやけど、コニャックからボルドー、ボルドーからアルカションって地味に遠いのよね。

そしてコニャックからも大西洋側の別荘地まで1時間…となるとアルカションが遠い。

とはいえここが星付きレストランに選ばれた時、結構ニュースになったよね。

ホームページ:Le Patio

★ONA

アルカションから湾向かいにあるレストラン。

ここも行ったことないからコメントができないのよ…。

ボルドー界隈で唯一星を得ているベジタリアンレストラン!

ホームページ:ONA

★★Le Skiff Club

ここもアルカションの近くのレストラン。

アルカションから砂丘に行く道中に行けて、海岸沿いにあるという夏に行きたくなる場所。

とはいえここも行ったことがないので、詳しくはわからないのです…。

ホームページ:Le Skiff Club

本題

こう見ると星付き…意外とあるな。笑

とはいえ、ボルドーは25万人都市、もう少し広いボルドー・メトロポルでは80万人です。

と考えると少なくない?

今でこそ少しずつ増えてきているけれど、私がボルドー来たとき(2013年)は星付きが1~2件しかなかった。

さあ、それは何ででしょう。

とあるワイナリーオーナーさんと話してた時に、とても合点の行く回答をくれました。

「それはワイナリーがあるからだよ」

ん?

どういうこと?

つまり、ボルドーではワイナリーの人との食事ではワイナリー内で食事をすることが多いということ。

お抱え料理人がいるワイナリーも沢山あるし、仕出し業者もかなり沢山ある。

良い料理人が必ずしもレストランで働いているとは限らないのがボルドーなのです。

私自身ワイナリーでの食事をしたことがあって、レストランで食べるのと遜色がない、もしくはそれ以上のものがでてきます!

もちろんワインはワイナリーのものが出てくるから、ワイナリーのワインを飲むことを考えられた料理!

ワイナリーでの食事は私たちが行きたくても食べられるものではないのが残念です。

でも行くと必ず素晴らしいものを提供してくれる!

個人的にはとても納得のいく説明やったので共有しましたが、皆さんは納得してくれるかな?

どうでしょう?


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