AOCフロンサック/カノンフロンサックについて

AOC(原産地呼称)

以前、フロンサックとカノンフロンサックのワイナリーをまとめました。

順番が逆になっている気がしなくもないですが、今回はこの地域の特徴等々です。

この地域は、あまり目立ってないですが実力はワイナリーも多いです。

歴史

 

Dordogne(ドルドーニュ)川とIsle(イール)川の合流点に位置しており、格調高い歴史を誇っています。

この川に囲まれたこの場所は常に戦略の土地に使われていました。

  ガリア人はここに重要な市場を持っていました。
  ローマ人はここに祭壇を作りました。
770年頃

Charlemagne(シャルルマーニュ)がこの地に強力な要塞を建設しました。

8世紀以降

Saint-Jacques de Compostelle(サンジャック・ド・コンポステーラ)の主要な巡礼地の一つです。

 

その後3世紀にわたり、イギリス統治時代が来て、フロンサックのワインがイギリスに多く輸出されるようになります。

17世紀

巨大な城がフロンサックの丘を占めていました。

1663年

Richelieu(リシュリュー)公爵は自身の家族のためにフロンサックの土地を取得することに決めました。

 

Richelieu(リシュリュー)公爵の甥の息子Arnaud du Plessis(アルノー・デュ・プレッシ元帥はこの要塞の廃墟に劇場を建設しました。

そしてこれはルイ14世の宮廷まで知られていました。

18世紀

リボルヌ界隈のワインの品質革命がおこりました。

そしてボルドーの中でも最も偉大なワインの一つであるフロンサックの伝説が続いていきます。

位置

Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)リブルヌの郊外に位置していて、ボルドーから30キロメートル先にあるアペラシオン、地域です。

北側にFronsac(フロンサック)が、南側にCanon Fronsac(カノン・フロンサック)があります。

さらにDordogne(ドルドーニュ)川とIsle(イール)川の蛇行に守られており、丘陵地帯という、特異なテロワールを持っています。

気候は暖かく、粘土石灰を主に有している場所です。

テロワール

フロンサックは台地や丘陵地がある、素晴らしい場所です。

Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)は主に石灰土壌と粘土石灰土壌を台地と丘陵地に持ちます。

斜面の麓には少しだけ珪質粘土も。

さらに斜面には石灰質砂岩を持っています。

この土壌の特徴は起伏によって変化します。

粘土石灰土壌は偉大なアペラシオン、サンテミリオンで「la molasse du Fronsadais(フロンサックの石灰質砂岩)」と呼ばれています。

この土壌の品質により、Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)のワインを造るブドウにストレスなく定期的に水を提供することを可能にしています。

ブドウ品種

ボルドーのワイン造りで認められている品種は以前ブログにしたのでそちらをご覧いただければと思います。

Merlot|メルロ

Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)で80%以上栽培されています。

Fronsac(フロンサック)の粘土石灰土壌に向いています。

この地域では、熟した赤や黒いフルーツの複雑さや、しなやかさ、柔らかさを与えます。

Cabernet Franc|カベルネ・フラン

Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)で15%弱栽培されています。

石灰やより地熱温度の高い、砂土壌に向いています。

ワインにフィネスを与え、少しのスパイシー感やフレッシュさも与えてくれます。

そして、熟成ワインに向いています。

Cabernet Sauvignon|カベルネ・ソーヴィニョン

Fronsac(フロンサック)とCanon Fronsac(カノン・フロンサック)で10%弱栽培されています。

スパイシーさやタンニンも多く持つこの品種は、土壌の温度が高く、乾燥したところに向いています。

参考記事

AOCボルドーで認められている品種(赤/白/ロゼ)

フロンサック/カノン・フロンサックのワイナリー(+SNS)まとめ

最後に

 


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