以前、特集記事も書いたGrosperrin(グロペラン)についてのニュースが飛び込んできました。
今度「ネゴシアン」という名前についても書きたいな、と思っているのですが、ここでいうネゴシアンは「原酒を買って熟成する熟成家」だと思ってください。
Grosperrin(グロペラン)は畑や蒸留器を持たず、品質の高い原酒を買って熟成を行う、熟成の専門家です。
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まとめ
最初に簡単にまとめを。
文字についてるリンクは公式サイトですので、気になる方は見てください。
ウォッカのCÎROC(シロック)、ジンのG’Vine(ジーヴァイン)、コニャックのLa Guilde(ラ・ギルド)などを持つMaison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)がこのGrosperrin(グロペラン)の株主になりました。
Maison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)の創設者であり社長であるJean-Sébastien Robicquet(ジャン=セバスティアン・ロビケ)氏はGrosperrin(グロペラン)の造ってきたプレミアム・コニャックを続けていくと言っています。
メゾン・ヴィルヴェール
シャラント川沿いにあるサントに構えるGrosperrin(グロペラン)と川を少しさかのぼった場所にあるMaison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)の融合。
2020年Maison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)は自社の蒸留酒の種類を増やすために、ブルターニュ地方の島にあるCeltic Whisky Distillerie(セルティック・ウイスキー・ディスティレリー)を買収していました。
コニャック、そしてアルマニャックの偉大なストックを持つメゾンをJean-Sébastien Robicquet(ジャン=セバスティアン・ロビケ)氏は注目していました。
Maison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)はGrosperrin(グロペラン)と、歴史とコニャック地方での独創性を共有しています。
Jean-Sébastien Robicquet(ジャン=セバスティアン・ロビケ)氏はGuilhem Grosperrin(ギヨーム・グロペラン)氏の高い基準と、彼の家族が30年以上行ってきた仕事に敬意を表しています。
グロペラン
Grosperrin(グロペラン)の指揮を執るのは変わらずGuilhem Grosperrin(ギヨーム・グロペラン)氏のままです。
Guilhem Grosperrin(ギヨーム・グロペラン)氏も、フランス国内外で活躍する企業のサーポートを求めていたそう。
同じような価値観を持つMaison Villevert(メゾン・ヴィルヴェール)の恩恵を受けることを喜んでいるとのことです。
参考記事
コニャックの秘密。どうしてミレジメ/ヴィンテージものが少ないのか。
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最後に
ジャン=セバスティアン・ロビケ氏もギヨーム・グロペラン氏もあったことがあるのだけれど、お二方とも自身の製品に愛を持ってるので、個人的に心配はしてません。
ギヨーム・グロペラン氏は比較的関係性が近いので、ご本人に聞いてみようかな。
私の想像やけど、日本側で変わったとしても輸入会社くらいじゃないかな。
むしろ今よりグロペランが楽に手に入る様になると思う。
グロペランのコニャックを永続的に販売していくため、とのことなので個人的にはプラスのニュースとして見ています。
グロペラン氏に会って話聞けたらまた皆さんにお届けしますね!
下の写真はサントのグロペランにて。
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