定期的にあるフランスソムリエ協会の集まり。
2月はボルドーワイン博物館、Cité du Vinでボジョレーのウェビナーがありました。
去年はサンプルが各家庭に送られて来て、全員が遠隔での試飲やったけど、今年になって協会員は集まれるようになって本当に嬉しい!
一人で家で試飲してる時って、コミュニケーション取られへんから微妙だったのよね。
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目次
- ボルドーの朝はツライ
- 到着
- 本題
- 試飲
- Château des Jacques Clos de Loyse 2020年
- Maison Louis Jadot Bourgogne Côtes d’Or 2019年
- Château des Jacques Morgon 2019年
- Château des Jacques Moulin-à-Vent 2019年
- Château des Jacques Moulin-à-Vent Clos de Rochegers 2017年
- Château des Jacques Morgon Côte du Py 2017年
- Château des Jacques Clos du Grand Carquelin 2009年
- La Syrah des Jacques 2019年
- お土産
- ランチ
- 会場情報
- 参考記事
- 最後に
ボルドーの朝はツライ
ワイン博物館ってボルドーの北側にあって、この日は車で行こうって決めてた。
前日入りしてトラムで行って、トラムでアパルトマンまで帰って、車でコニャックまで戻る案も考えたけど、実際に移動にかかる時間ってあんまり変わらんなぁと。
とはいえ絶対渋滞するから9時30分集合やけど6時30分にコニャックを出発。
(ちなみに普段は1時間半あったらワイン博物館まで行ける)
どうせ早く着くやろうから、近くのカフェも調べて、準備万端!
…事故渋滞+通常渋滞。
普段はナビ付けへんけど、到着時間分かりたかったから付けて行った。
家を出た瞬間の到着時間は8時。
これは余裕!と思ってたら、時間が経てばたつほど到着時間がどんどん遅くなって、最終的には予定到着時間10時とか表示される始末。
なんじゃこりゃ!と秘書さんに遅刻するかもしれないと連絡。
(ソムリエ協会には各支部毎に会長、秘書、会計などなどが存在する)
結果、9時くらいに到着したんやけど…ナビさんよ。笑
その後駐車場所を見つけるのに苦労して、結果コーヒーを飲む時間がなくワイン博物館へ。
到着
集合時間に間に合ってよかったぁぁって思って行った。
行ったらまさかの博物館の入館時間まで待ってって。
コーヒー飲む時間あったやん。笑
例のごとくワクチン証明書を見せて、テイスティングルームへ!
ワイン博物館では、毎週色んなテイスティングが行われていますよん。
テイスティングルームは博物館の建物内ではあるけれど、チケットなしでも入れるエリアにあるので博物館の入場料がなくても参加できますよん。
以前の記事
本題
やっと本題です。
この日は1996年にLouis Jadotが購入したChâteau des Jacquesの試飲でした!
試飲のラインナップは8種。
それぞれ後で書いてるので良かったら見てくださいませ。
Beaujolaisの試飲だと思っていたら、ブルゴーニュワインも出てきて嬉しい私。
めっちゃ簡単に取ってたメモを見て感想をお届けします。
試飲
それぞれのワインの試飲をしながら、土壌の説明をしてくれたり、かなり丁寧な解説付きでした。
説明聞きながら試飲すると、知識が深まって良いよね!
Château des Jacques Clos de Loyse 2020年
まずは白ワイン。
Château des Jacques Clos de Loyse 2020年。
ステンレスタンクで澱と共に熟成させる、いわゆるSur Lieです。
フレッシュながらもオイリーさもあって、個人的にかなり好みでした。
この日出てきたワインで白はコレ一種だったので、他のも飲みたいなぁと…。
やっぱりボジョレー行きたいなぁと…。
ここからは全て赤ワインです!
Maison Louis Jadot Bourgogne Côtes d’Or 2019年
Maison Louis Jadot Bourgogne Côtes d’Or 2019年
2019年はルイジャドがブルゴーニュ、コート・ドールのワインをリリースして2年目のビンテージだそう。
品種はPinot Noirで、シンプルでフレッシュな赤いフルーツが魅力的でした。
半分は樽熟成されているとのこと。
Château des Jacques Morgon 2019年
Château des Jacques Morgon 2019年です。
畑が位置しているCôte du Pyは固いワインを造るそう。
フルーツもしっかり感じられるけど、スパイシーでミントの様なフレッシュさも感じられました。
10か月コンクリートタンクと樽で熟成されています。
Château des Jacques Moulin-à-Vent 2019年
Château des Jacques Moulin-à-Vent 2019年。
Moulin-à-Ventはボジョレーでも有名なアペラシオンの一つですよね。
まだまだ若くて、ちょっと刺激を感じる。
あと数年待ってから飲みたいなぁ。
香草やスパイスをしっかり感じる。
まだまだ新鮮でフレッシュなワインでした。
こちらもコンクリートタンクと樽で10か月熟成されているとのこと。
Château des Jacques Moulin-à-Vent Clos de Rochegers 2017年
Château des Jacques Moulin-à-Vent Clos de Rochegres 2017年。
10ヘクタール未満の畑から採れたブドウで出来ているとのこと。
コンパクトでまだ固いワイン。
これだけ妙にコメントが少ないのは、このワイン試飲しながら周りの人たちと話してたから。
粘土石灰が多い土壌で捕れたブドウを使っていて、10か月樽熟成されています。
Château des Jacques Morgon Côte du Py 2017年
Château des Jacques Morgon Côte du Py 2017年です。
こちらは5ヘクタールと畑の面積がさらに小さくなりました。
小さい赤いフルーツの酸を感じるワインでした。
タンニンもまだ若くて、後5年は待ちたいところ。
Château des Jacques Clos du Grand Carquelin 2009年
Château des Jacques Clos du Grand Carquelin 2009年。
これが個人的に一番好みやったけど、澱がものすごい多かった…!
色もオレンジがかってきていて、タンニンもしなやかに。
赤いフルーツの凝縮を感じるワインでした。
La Syrah des Jacques 2019年
Le Syrah des Jacques 2019年。
1ヘクタール、2区画だけでブドウが栽培されています。
ワインの名前の通りシラーで造られているのだけれど、めっちゃわかりやすい、シラーらしいシラーやった!
シラーとは何ぞや?を知りたい方に是非飲んで欲しい。
こちらも10か月樽熟成です。
お土産
見学の最後に、お土産を頂きました!
来年頭まで有効のLa Cité du Vin(ボルドーワイン博物館)の入場チケット!
この日に皆行くんかなぁと思ったら、皆かえってちょっと残念。
いつ行こうかなぁ…
ランチ
そしてランチもCité du Vinで頂きました。
前菜、メイン、デザート+世界のワイン!
Cité du Vinの良いところは、世界中のワインが飲めることよね、やっぱり。
私の体感、ジョージアワインが人気でしたよん。
そして最後にショップを見て帰宅。
会場情報
住所;134 Quai de Bacalan, 33300 Bordeaux
電話;+33 5 56 16 20 20
参考記事
最後に
相変わらずソムリエ協会の集まりは得るものが多い。
もう所属して結構な年月が経つけど、やっとみんなと仲間になった気分がしている最近。笑
結局私の意識の問題なんやと思うけど、大したことしてない小さな日本人から、意思を持った日本人になろうとしているよ!
未だにおじさんソムリエたちのおやじギャグにはついていかれへんけど、これは何年経っても付いて行けない気がする。笑
最近ブログの更新滞ってますが、私は元気です!
ちょっとここ最近忙しくて文章を書く余裕がなかった…。
前みたいに更新はできないかもしれんけど、定期的に更新しますっっ!
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