久しぶりにポムロールのワイナリーのご紹介です。
一般の方も見学できますが、さくっと見学のワイナリーです。
同じオーナーで、同じ場所にワイナリーが二つあるので、今回はChâteau La Croix de Gay(シャトー・ラ・クロワ・ド・ゲイ)とChâteau La Fleur de Gay(シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)についてお届けします。
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目次
歴史
1477年 |
Raynaud-Lebreton一家の祖先であるMathelin Barraud(マテリン・バロー)とMichel Barraud(ミシェル・バロー)は聖ヨハネ騎士団の活動のためにポムロールに到着しました。 現在のPétrus(ペトリュス)、l’Evangile(レヴァンジル)、la Conseillante(ラ・コンセイヤント)、Gazin(ガザン)、Petit Village(プティ・ヴィラージュ)、Vieux Château Certan(ヴュー・シャトー・セルタン)が位置している場所を所有していました。 |
18世紀 |
リボルヌ界隈のブドウの品質が良いと知れ渡る時が来ます。 |
1772年 |
ポムロールの登録簿にChâteau La Fleur de Gay(シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)の現オーナーの6代前の先祖であるJean Brugnet(ジャン・ブルグネ)の当時の活動を明記しています。 Raynaud-Lebreton(レイノ・レブレトン)家がポムロールの卓越したテロワールを支える生産者だということがわかります。 |
19世紀20世紀 |
この時代、ワイナリーは女性によって相続されていました。 彼女の夫たちは家族経営のワイナリーにおけるノウハウと、ポムロールのテロワールの知識を継承していきました。 |
ブドウ畑
Château La Croix de Gay(シャトー・ル・クロワ・ド・ゲイ)
小さな区画をいくつか所有していて、それら全てを合わせると6ヘクタールです。
基本的に土壌は石が多く、ブドウ品種は95%メルロ、5%カベルネ・フランです。
Château La Fleur de Gay(シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)
畑は半分の3ヘクタール所有しています。
ペトリュスの近くに畑を持っていて、土壌は粘土が多いです。
ブドウ品種は100%メルロ。
醸造施設
2014年に新しくなった醸造施設で、現代的で美しい!
全てイタリアで生産されているコンクリートタンクです。
熟成
Château La Croix de Gay(シャトー・ル・クロワ・ド・ゲイ)
ボルドーらしく18か月熟成。
50%新樽使用をしていて、残りの50%は1度ワインを熟成した樽を使用しています。
Château La Fleur de Gay(シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)
こちらも同じく18か月熟成。
ただ、新樽使用率が100%と異なります。
まとめ
ブドウ品種 |
シャトー・ラ・クロワ・ド・ゲイ95%メルロ 5%カベルネ・フラン シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ100%メルロ |
タンク |
ステンレスタンク |
熟成期間 |
どちらのワイナリーも18か月 |
新樽使用率 |
シャトー・ラ・クロワ・ド・ゲイ50% シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ100% |
ワイナリー情報
Château La Croix de Gay(シャトー・ラ・クロワ・ド・ゲイ)
Château La Fleur de Gay(シャトー・ラ・フルール・ド・ゲイ)
住所;8 Route de Saint-Jacques-de -Compostelle, 33500 Pomerol
電話;+33 5 57 51 19 05
メール;contact@chateau-lacroixdegay.com
参考記事
最後に
最近は、ワイナリー記事をあげていなかったので久しぶりのワイナリー記事でした。
ポムロールは小さなアペラシオンですが、素晴らしいワイナリーが沢山ある地域の一つです。
訪問できないワイナリーも多いですが、少しずつ行きたいと思っているので、訪問したら皆さんに共有させてもらいます!
感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。 sachiwines@gmail.com その他色々やってるので、良かったら見てください☆ Instagram・sachiko0418 レストランブログ Facebook・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット Homepage・SachiWines 旧ブログ・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット レストランブログ
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