ナポレオンと親交があったワイナリー、Château de Fieuzal

左岸

私が行ってるワイナリーの情報を写真付きでお届けしているので、グラーヴ地方のワイナリーがあまりお届けできていないのですが…

今回はナポレオンとも親交があったワイナリーChâteau de Fieuzalをお届けします!

ナポレオンが皇帝になる前に使用していた蜂の紋章を受け継ぎ、セカンドワインはL’Abeille de Fieuzal(ラベイユ・ド・フューザル)という名前を冠しています。

 

 

歴史

シャトー・ド・フューザルの歴史は16世紀までさかのぼります。

当時、ワイナリーが位置している場所はGardères(ガルデール)と呼ばれていました。

というのも、隣の領主がJean Gardères(ジャン・ガルデール)とFrançois Gardères(フランソワ・ガルデール)という人々だったのです。

17世紀、ボルドーの一族であるDabadie(ダバディ)家の所有となり、その後結婚や相続を繰り返しFieuzal(フューザル)家の所有となります。

この時、自らの名をワイナリーに与えることでChâteau de Fieuzal(シャトー・ド・フューザル)が誕生します。

1851年のLovely Fieuzal(ロヴェリー・フューザル)の死により、別の家族に所有が移ります。

さらに、ワイナリーはChâteau de Fieuzal(シャトー・ド・フューザル)とChâteau Haut-Gardère(シャトー・オー・ガルデール)の2つに分割されます。

1893年から1974年まで、Domaine de Chevalier(ドメーヌ・ド・シュバリエ)やChâteau Malartic-Lagravière(シャトー・マルティアック・ラグラヴィエール)の所有者として有名であったRicard(リカール)家の所有となります。

1908年、Abel Ricard(アベル・リカール)が父から資産を受け継ぎます。

数年後、娘のOdette Ricard(オデット・リカール)と義理の息子であるErik Augustinus Svensson(エリック・アウグスティヌス・スベンソン)に資産の管理を任せます。

そして1959年、グラーヴの格付けで赤ワインが格付けに選ばれます。

1973年Odette Ricard(オデット・リカール)の死後、Erik Augustinus Svensson(エリック・アウグスティヌス・スベンソン)はボルドーの薬剤師であるGeorges Nègrevergne(ジョルジュ・ネグルヴェルニュ)にワイナリーを売却します。

義理の弟であるGérard Gribelin(ジェラール・グリベラン)の管理下で、15haから30haへと拡大されます。

さらに彼は醸造施設のリフォームを行い、グランヴァンとしてのhâteau de Fieuzal(シャトー・ド・フューザル)の生産を続けます。

1994年Banque populaire(バンク・ポピュレール)がワイナリーを買収。

数年後にChâteau Haut-Gardère(シャトー・オー・ガルデール)も買収することで、2つのワイナリーが同じオーナー管理となります。

2001年、Château de Fieuzal(シャトー・ド・フューザル)はBrenda(ブレンダ)とLochlann Quinn(ロクラン・クイン)という2人のアイルランド人の所有となりました。

彼らはフランスワインに情熱を持ち、唯一無二のワインのワインの生産をしています。

その唯一無二のワインを生産するため、素晴らしいテロワールを表現するために、ブドウ畑はかなり細かな区分で分割されています。

ワイン製造にかかわるチームは、まだ若いけれど才能のあるStephen Carrier(ステファン・カリエール)が2007年からまとめています。

ブドウ畑

土地は全てで80ha所有しています。

75ヘクタールが赤ワイン用品種、10ヘクタールが白ワイン用品種です。

醸造施設

2011年から新しい醸造施設で醸造を行っています。

タンクはステンレス、コンクリート、木製の3種類を使用しています。

基本的にはコンクリートタンクで赤ワインを醸造、さらに木製タンクはカベルネ・ソーヴィニョンの醸造に使用しています。

赤ワインについて

白ワイン/赤ワインを醸造しているので別々にお伝えしたいと思います。

赤ワイン用ブドウ品種

赤ワイン用品種が

  • カベルネ・ソーヴィニョン
  • メルロー
  • カベルネ・フラン
  • プティ・ヴェルド

の4品種。

収穫から醸造まで

収穫は手摘みで、10キロの籠にいれて行われます。

収穫されたブドウは房の状態で選果、除梗をしてさらに選果が行われます。

除梗後の選果はまずは光学選果機で、その後さらに手で選果を行います。

fouloir(フロワー)を通し、キュヴォンと呼ばれる大きな漏斗でタンクの中にブドウが入れられます。

熟成

4~5か月熟成後、プリムール前にブレンドを行い、さらに熟成を行います。

計12~18か月熟成。

白ワインについて

白ワイン用ブドウ品種

白ワイン用品種が

  • 70%ソーヴィニョン・ブラン
  • 30%セミヨン

の2品種を栽培しています。

収穫から醸造まで

こちらも10キロの籠を使って手摘みで行われます。

ブドウの房ごとプレスをして果汁を抽出。

そして醸造はタンクと樽で行われます。

熟成

基本的にはオーク樽を使用していますが、5%だけアカシア樽を使用しています。

これによって、繊細さやエレガントさをワインに与えることが出来るそう。

熟成期間は10か月。

まとめ

ブドウ品種

赤ワイン用

カベルネ・ソーヴィニョン

メルロー

カベルネ・フラン

プティ・ヴェルド

 

白ワイン用

ソーヴィニョン・ブラン

セミヨン

タンク

ステンレスタンク

コンクリートタンク

木製タンク

熟成期間

赤ワイン

12~18か月

白ワイン

10か月

 

参考記事

ワイナリーSNSまとめ、グラーヴ編

グラーヴ、ソーテルヌ・バルサックの格付けまとめ

ワイン醸造:アルコール発酵について。

ボルドーワイン=ブレンドワイン

最近のボルドーワインについて

 

ワイナリー情報

Château de Fieuzal(シャトー・ド・フューザル)

住所;124 Avenue de Mont de Marsan, 33850 Léognan

電話;+33 5 56 64 77 86

メール;infochato@fieuzal.com

 

最後に

ここの見学はすごい印象的やった!

美しくて、シンプルやけど洗練されたデザインのワイナリー。

また行きたいなぁ…。

グラーヴ方面へ行くことが少ないですが、行きたいけど行けていないところが多いので、徐々に攻めていきたいと思います!


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