大好きなテスロン一族のコニャック、テセロン

コニャックメゾン

引き続き訪問レポート記事です。

私が無類のシャトー・ポンテカネ好きと知ってくれている方もいるかと思います。

ポンテ・カネについては「【長文】大好きなワイナリー、シャトー・ポンテ・カネについて」をどうぞ。

今回は同じテスロン一族の造るコニャック、テスロンについてです。

 

ちょっとだけ歴史

1905年からテスロン一族はコニャックの蒸留を行っていました。

もちろんワイナリーを購入するずっと前です。

元々テスロン一家はコニャックの一族なんです。

ただその頃は大手に蒸留酒を卸していて、自らのブランドでコニャックの販売は行っていませんでした。

Tesseron(テスロン)というブランドができたのが2002年

それ以降、テスロンのコニャックが世界に発売されています。

 

畑について

自社畑を持ち、その自社畑から取れたブドウ“のみ”を使ってコニャックを製造しています。

畑は計40ヘクタール。

内25ヘクタールがグランド・シャンパーニュに、15ヘクタールがプティ・シャンパーニュに畑を持ちます。

植えられているブドウ品種はほとんどがUgni Blanc(ウニ・ブラン)

5ヘクタールFolle Blanche(フォール・ブランシュ)1ヘクタールColombard(コロンバール)も植えられています。

 

蒸留について

ここでは8つの蒸留器を持っています。

クリスマスくらいまでは自社の製品のための蒸留を行い、

それ以降は蒸留器を持たない生産者の蒸留を請け負っているとのこと。

蒸留は澱と共に。

コニャックは2回蒸留が義務付けられています。

1度目の蒸留が終わった後、ステンレスタンクに入れられ

2度目の蒸留が終わった後、樽に入れられ、熟成が始まります。

 

熟成について

熟成セラーは3つあります。

新樽(ここでは4~5年以下の樽を新樽と呼びます)に最初8か月ほど入れ、色やタンニンをお酒に与えます。

ほかにも木のタンクや古い樽ももちろん使用しています。

TesseronではXO(熟成10年以上)しか製造しないので、たくさんの樽が拝めてテンション上がります。

そして、何よりもParadis(パラディ、天国/楽園/パラダイス)と呼ばれる場所がすごい。

樽熟成が終わったものがDame-Jeanne(ダム・ジャンヌ)と呼ばれるガラスの入れ物に入れられています。

ここには100年や150年を超える熟成のコニャックが!

 

試飲について

この日は8種類も試飲させていただきました。

なんと一番高いのが1本1796€!

熟成年数も100年から150年と長い時期生きてきたコニャックのブレンドです。

本当に「時空(とき)を飲む」という言葉が似あうお酒。

最後に

見学はもちろん、お酒も素晴らしいメゾン、テスロン。

残念ながら車でしか行けませんが、興味のある方はぜひどうぞ。

通訳同行もしてますので、もしよければ下のアドレスにメールください。


感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。
sachiwines@gmail.com

その他色々やってるので、良かったら見てください☆ 
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コメント

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