コニャックメゾン、訪問レポートを続けてお届けしているここ最近。
5回目の今回は、コニャックといえば!のHennessy(ヘネシー)についてお届けします。
そして、これをもって一旦コニャックメゾン訪問記はお休みして、ワイナリー訪問記へ戻ります。
今後は、定期的にコニャックについてもお届けする予定にしています!
歴史
メゾン・ヘネシーの原点は男性的目線です。 フランスの王に使えるアイルランド人の士官であるRichard Hennessy(リシャール・ヘネシー)は、コニャックの国際的に並外れた商業的可能性を見抜いていました。 |
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1765年 |
Richard Hennessy(リシャール・ヘネシー)は自身のネゴシアンとメゾンを創立します。 |
彼の成功は、素晴らしいコニャックの製造に対する継続的な研究と、市場を魅了したいとう、野心的な戦略の結果です。 |
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18世紀末 |
ヘネシーはアメリカを始めとする、遠い国で発展を始めます。 |
19世紀初め |
ヘネシーはオーストラリア、インドで発展します。 その後、南米、日本そして中国へ。 |
1860年 |
海外輸出されるコニャックの4分の1がヘネシーに。 |
20世紀 |
創設者であるRichard Hennessy(リシャール・ヘネシー)の功績が残る。 |
1967年 |
100万ケースが出荷。 |
1987年 |
200万ケースが出荷。 |
2019年 |
800万ケースが出荷。 |
現在 |
世界160ヵ国に出荷される。 |
使用ブドウ
ヘネシーでは、自社畑を200ヘクタール所有しています。
そこに加え、1600ものブドウ農家と契約をしているので、かなりの量のブドウを使用しているメゾンです。
(出荷量からみれば、それも至極当然)
使用しているブドウはウニ・ブランのみ!
そして、クリュはグランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリー、ファン・ボワの4つです。
蒸留
もちろん蒸留を行っていますが、見学場所では見ることができません。
離れた場所に蒸留器をもっており…いつか見学させてもらいたい…!
樽
8社の樽会社と契約をしています。
サイズは350リットル。
1つの樽を40年ほど使うのですが、そのあとは焼いてしまうそうです。
なので、ヘネシーフィニッシュのウイスキーなどは存在しません。
もし見つけたら、確実に偽物なのでお気を付けを。
ブレンド
コニャックにとって大切なブレンド。
1万5千程度の異なるコニャックを所有しているヘネシー。
毎日、テイスターたちは60種類ものコニャックを試飲しているそうです。
…それにしてもすごい数。
メゾン情報
電話;+33 5 45 35 06 44
住所(見学受付場所);Quai Richard Hennessy, 16100 Cognac
最後に
この間、久しぶりに見学してきました。
ヘネシーの見学は、何回したやろう…。
数年前に見学コースも変わり、かなり現代的です。
見学については、以前このブログでお伝えしているので、興味のある方はこちらをご覧ください。
大手メゾンの見学は、最初に行くのがおすすめ!
コニャック全体のことをわかりやすく教えてくれますー!
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