以前、レストランブログにここでのランチについて書きました(#^^#)
今回はワイナリーChâteau de Ferrand(シャトー・ド・フェラン)についての記事です。
レストランについてはワイナリーで軽食を、Château de Ferrandをご覧ください。
歴史
17世紀からワイナリーの歴史がはじまります。
Ferrand(フェラン)の特徴は、300年の歴史の中でElie de Bétoulaud(エリー・ド・ベトウロ)とその相続人たち、そしてMarquis de Mons(マルキ・ド・モン)とその相続人たちという、2家族のみがオーナーになっていることです。
その後、Bic(ビック)(文房具とかライターとかで有名な会社)のオーナーであるBaron Bich(バロン・ビック)家族がオーナーになりました。
今現在のオーナーはPauline Bich Chandon-Moët(ポリーヌ・ビック・シャンドン・モエ)、そして夫であるPhilippe Chandon-Moët(フィリップ・シャンドン・モエ)が補佐しています。
Château de Ferrand(シャトー・ド・フェラン)は2012年にグラン・クリュ・クラッセに選ばれました。
そして、このワイナリーはドルドーニュの渓谷を眺めることができ、素晴らしいお城と、洞窟を持ちます。
お城
1702年に建てらたこのお城は、ヴェルサイユ宮殿の様にしたかったそうです。
左右対称(フランスらしい)で、塔をたて、コの字型の建物に。
ブドウ畑
畑は32ヘクタール所有しています。
この32ヘクタールはひとつの大きなブロックに!
シャトーや森などを入れて42ヘクタールを所有しています。
ブドウ品種
- メルロ
- カベルネ・フラン
2つのブドウ品種を栽培しています。
平均樹齢は30年程度で、一番古い樹は60年程。
栽培方法
減薬農法での栽培を実現しています。
2020年、8ヘクタールの畑をオーガニック栽培にしました。
今後も面積を増やしていく予定だそうです。
醸造施設
全てコンクリートタンクで醸造しています。
地下にもコンクリートタンクがあり、アルコール発酵後、樽熟成が始まる前に一度ワインをタンクに入れる時に使います。
ステンレスタンクも少量持っていますが、こちらはストック用。
発酵
アルコール発酵中はルモンタージュを行います。
- 参考記事;ワイン醸造:アルコール発酵について。
そしてマロラクティック発酵は樽内で。
つまり、
地上のコンクリートタンクでアルコール発酵→一時的に地下のコンクリートタンクへ→樽に入れられマロラクティック発酵→熟成
という感じ。
熟成
18か月熟成を行います。
3分の1が新樽、3分の1が一度ワインを熟成した樽、残りの3分の1が二度ワインを熟成した樽です。
まとめ
ブドウ品種 |
80%メルロ 20%カベルネ・フラン 1~2haプティ・ヴェルド |
タンク |
コンクリートタンク |
マロラクティック発酵 |
樽内 |
熟成期間 |
18か月 |
新樽使用率 |
3分の1 |
参考記事
最後に、の代わりに
2020年より見学の種類を色々用意しています。
今年から始まったのがワイナリーの見学後、地図をもらって敷地内を散策、その後ワインとタパスを頂けるというもの。
食事についてはワイナリーで軽食を、Château de Ferrandで書いたのでご覧いただければと思います。
散歩…めっちゃ楽しかった!
ぐるーっと大きく回るコースと、ショートカットコースがあって、時間や体力、はたまた天気や気分によって回り方を変えられます。
お子さんがいても自由に歩けるし飽きないと思う(#^^#)
家族旅行でボルドー来た方に全力でオススメします!
感想やこんな内容書いて欲しい!などあればお気軽に連絡ください。 sachiwines@gmail.com その他色々やってるので、良かったら見てください☆ Instagram・sachiko0418 レストランブログ Facebook・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット Homepage・SachiWines 旧ブログ・Bordeaux-Japon.net ボルドージャポンネット レストランブログ
コメント
[…] Château de Ferrand […]