プリムール2024 Day3/Château Pape Clément

プリムール2024

次はシャトー・パプ・クレモンです。

世界中に沢山のワイナリーを持つベルナール・マグレ所有のワイナリーです。

2024年のワインだけでなく、沢山のワインを試飲したのですが2024年だけ書きますね。

ランチも頂いたので少し長めの記事です。

ワイン

Château La Tour Carnet Blanc

~シャトー・ラ・トゥール・カルネ・ブラン~

  • AOC:
    • Bordeaux Blanc
    • ボルドー・ブラン
  • ブドウ品種:
    • 72%ソーヴィニョン・ブラン
    • 28%セミヨン
  • 収穫日:9月9日~18日
  • 収量:36hℓ/㏊
  • 新樽使用:50%
  • 熟成:100%400ℓ樽
  • 瓶詰め日:2025年3月12日

2024年は暖かく、雨が多い冬でした。

春は涼しく、5月は降水量が多く、夏もあまり温度が上がりきらず涼しい年でした。

ライムやレモンの様な酸をしっかり感じます。

白い花を中心に後味が広がります。

軽やかですっきりとした白ワイン。

L’Ame de Pape Clément

~ラム・ド・パプ・クレマン~

  • AOC:
    • Graves
    • グラーヴ

気楽な白ワイン。

燻製香を少し感じるので、チーズなんかに合いそう。

既に酸も落ち着き始めていて、遅くても数年後には飲みたい。

Château Pape Clément Blanc

~シャトー・パプ・クレモン・ブラン~

  • AOC:
    • Pessac-Léognan
    • ペサック・レオニャン
  • ブドウ品種:
    • 50%ソーヴィニョン・ブラン
    • 43%セミヨン
    • 7%ソーヴィニョン・グリ
  • 収穫日:9月5日~20日
    • ソーヴィニョン・グリ:9月5日~
    • セミヨン:9月12日~20日
  • 収量:37hℓ/㏊
  • 新樽使用:約15%
  • 熟成:
    • 50%樽
    • 40%大樽
    • 10%様々な材質なタンク
  • 瓶詰め時期(予定):2025年12月

冬は寒く、雨が多い。

春は涼しく、湿度が高い。

夏は暑く乾燥。

オイリーで柑橘系の酸を感じます。

酸をしっかり感じられるので、オイリーながらもすっきり飲める印象。

柑橘系の香りが印象的です。

Château Fombrauge

~シャトー・フォンブラージュ~

  • AOC:
    • Saint-Emilion Grand Cru
    • サンテミリオン・グラン・クリュ
  • ブドウ品種:
    • 90%メルロー
    • 10%カベルネ・フラン
  • 収穫日:9月27日~10月11日
  • 収量:26hℓ/㏊
  • 新樽使用:35%
  • 熟成:
    • 70%樽
    • 30%様々な材質のタンク
  • 瓶詰め時期(予定):2026年春

冬は暖かく、降水量が多い。

春は涼しく、雨が多い日が続く。

夏は例年より遅く始まる。

果実感と、甘みを感じます。

軽くスパイス香も感じられるし、後味も長いです。

Château La Tour Carnet

~シャトー・ラ・トゥール・カルネ~

  • AOC:
    • Haut-Médoc
    • オー=メドック
  • ブドウ品種:
    • 63%メルロー
    • 33%カベルネ・ソーヴィニョン
    • 3%プティ・ヴェルド
    • 1%カベルネ・フラン
  • 収穫日:9月24日~10月9日
  • 収量:25hℓ/㏊
  • 新樽使用:30%
  • 熟成:
    • 60%樽
    • 40%様々な材質のタンク
  • 瓶詰め時期(予定):2026年6月~7月

冬は暖かく雨が多い。

春は涼しく5月に降水量がおおい。

夏も涼しい。

酸が目立ちながらも、タンニンもしっかり感じられます。

苦みやスパイス香があり、口に含むと果実が膨らみます。

Château Pape Clémént

~シャトー・パプ・クレモン~

  • AOC:
    • Pessac-Léognan
    • ペサック・レオニャン
  • ブドウ品種:
    • 45%メルロー
    • 53%カベルネ・ソーヴィニョン
    • 1%カベルネ・フラン
    • 1%プティ・ヴェルド
  • 収穫日:9月23日~10月11日
    • メルローで始まりカベルネ・ソーヴィニョンで終わる
  • 収量:42hℓ/㏊
  • 新樽使用:50%
  • 熟成:
    • 70%樽
    • 15%大樽
    • 15%様々な材質のタンク(コンクリート、ステンレス、素焼き)
  • 瓶詰め時期(予定):2026年夏

冬は寒く、雨が多い。

春も気温が上がりきらず涼しく、湿度が高い。

夏は暑く乾燥しました。

赤い果実を中心に果実の甘みを感じます。

軽い燻製香とスパイス香を感じられます。

繊細さのある赤ワイン。

Clos Haut-Peraguey

~クロ・オー=ペラゲ~

  • AOC:
    • Sauternes
    • ソーテルヌ
  • ブドウ品種:
    • 80%セミヨン
    • 20%ソーヴィニョン・ブラン
  • 収穫日:9月19日~10月16日
  • 収量:14hℓ/㏊
  • 新樽使用:30%
  • 熟成:
    • 90%樽
    • 10%様々な材質のタンク
  • 瓶詰め時期(予定):2026年春

冬は暖かい。

春は涼しく湿度が高い。

夏は湿度が高く、断片的に暑い日がある。

甘みがしっかり凝縮されていて、フルーティ。

エキゾチックな果実も感じられ、フローラルさもあります。

複雑で凝縮されていて、偉大なるソーテルヌ。

ランチ

試飲の後はランチも頂きました。

前菜はブッフェ形式で、ランチは温かい料理を持ってきてくれます。

前菜が美味しすぎて、お腹いっぱいになるの分かってるのにこの写真の量を2回も食べてしまった。

ワインの試飲してると、吐き出しているとはいえ体がビタミンを欲し始めるのは私だけじゃないはず。

プリムール週間は体がサラダを欲して止まなくなる。

メインは鶏肉でした。

プリムールランチといえども、サービスの人がワインもいいタイミングで注いでくれるし、料理もいいタイミングで運んでくれます。

ボルドーってほんまに仕出し業者のクオリティが高い。

他の地域で仕出し業者のご飯食べることが時々あるけど、ボルドーのクオリティの高さを再認識するもんね。

そしてチーズ&デザートもブッフェ。

このころには前菜食べ過ぎててお腹いっぱいで何も食べれんかった。笑

さいごに

去年はパプ・クレモン訪問時に別件仕事があってプリムール試飲できひんかったんやけど、今年念願の!訪問ができて嬉しかった。

ベルナール・マグレ氏所有の世界中のワインを試飲できたり、新商品を試飲できたり、プリムール以外のワインで発見が色々あったのも楽しかった!

低アルコールワインとか、中国のワインとか。

ボルドーに居るとボルドーワインばっかりになっちゃうけど、こうやって色々飲める機会を作ってくれて感謝しかない。

学びの沢山ある見学でした!!

参考記事色々

実業家ベルナール・マグレ氏の所有ワイナリー、シャトー・パプ・クレマン

実業家ベルナール・マグレ氏所有格付けワイナリー、シャトー・ラ・トゥール・カルネ

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