ワインニュース:ボルドー雹被害

ヴィンテージの違い

先週の土曜日、ボルドーを襲った雹被害についてお届けします!

私はその時ボルドー市内に居たので、私が遭遇した状況も一緒に書いていきたいと思います。

 

 

ボルドー市内の天気

そろそろ外に行こうかなぁと思ったとき、いきなりものすごい雨が降ってきました!

THE・ゲリラ豪雨!

雨で前が見えないほど、滝のような雨が降りました。

少しするとすごい音が!

外を見ると隣家の屋根がどんどん白くなっていったので、雹が降っていることを認識できました。

雨を降った後に外に出ると、道にはたくさん氷が…。

市内に降っていた雹はこのくらいの大きさでした。

 

雹被害直後にサンテミリオンに行ってみた

サンテミリオンではいくつかのシャトーと話しましたが、私が訪ねたところは

「雹被害はなかった」

と言っていました。

それどころか

「青空が広がっていた」

という人もいました。

 

色んなニュースを読んでみた

沢山の新聞が今回の雹被害について報じていました。

それぞれの記事を抜粋して日本語訳してみましたのでよければご覧ください。

 

新聞「Sud-Ouest

ボルドーが位置するフランス南西地方で有名な「Sud-Ouest」という雑誌では…

 

強烈な雷と雹がジロンド県、シャラント県、シャラント・マリティーム県を襲った。

アペラシオン・ブライユの南が被害にあい、ブドウ畑が冬の様相に戻った。

BourgやMombrier、Bersonで花の開花を待っていた畑が被害にあったため、今年ワインの生産ができなくなってしまった。

今年のブドウの生産が見込めなくなっただけでなく、木自体がやられてしまい来年もワインが生産できないワイナリーも存在する。

彼らは、2年分の生産ができなくなってしまった。

 

右岸は幸運なことにそれほど多くの被害がなかった。

反対に、Pessac-sur-DordogneやGensac、Massugasのpays foyenでいくつもの区画で被害がでた。

またメドックの南、BlanquefortやMacauで被害がでた。

 

記事はこちら

写真が衝撃的なので、是非見てほしいです。

 

ワイン雑誌「Terre de Vins

フランス中で発行されているワイン雑誌、「Terre de Vins」では…

 

土曜日の午後に降った強烈な雷と雹がボルドーの町を襲った。

雹は2~3センチメートルの、それほど大きくはないが、かなりの数が降り注いだ。

BersonやMombrier、Bourgのコミューンを含む、ブルグやブライユの畑に被害がでた。

翌週に花が咲く予定で、さらに昨年霜の被害が出た畑だ。

記事はこちら

 

フランスの新聞社「Europe 1

フランスの新聞社の記事です。

雹が降っている途中の動画も記事の中に載っています。

 

10分程度降ったこの大きな雹の被害は、アペラシオン コート・ド・ブライユ、コート・ド・ブールの二つが特に受けた。

そしてコニャック生産地域の畑、シャラント・マリティームも畑のほとんどと、シャラントの畑の一部も被害を受けた。

記事はこちら

 

まとめ

昨年に引き続き、中々天候に恵まれないボルドー。

最近は雨も多く、このまま雨が降り続けばどうなるのかと心配になる一方です。

今後良い天気が続き、おいしいワインができることを望みます!

私の体感記事はマコウ村の霜被害についてに書いてあるので、もしよければどうぞ。

 


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コメント

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