2日目2件目はシャトー・デュアール=ミロンへ。
ここ数年、同じ人たちとプリムール巡ってるんやけど、ラフィットで試飲って言うからラフィットまで車を走らせる。
工事中やけどほんまにラフィット?プリムール限定で開けてるん?って話しながら到着。
そしたら案の定工事中。笑
Uターンしてデュアール=ミロンへ。
ちなみに予約メールにはしっかりデュアール=ミロンって書いてたらしい。凡ミス。
目次
2024年について
シャトー・デュアール=ミロンではセラーマスターのアレクサンドル氏に説明して頂きました。沢山喋る人ではなく、職人らしい風貌で好印象なお方。
夏はあまり暑くなく涼しかったとのこと。
毎年嗜好を凝らした資料を用意してくれているので、それを見るのも楽しみの一つです。
今年もポストカード風の資料で、表はイラスト、裏は説明。
この表のイラストを額に飾ったら可愛くなりそう。
2024年は2023年の収穫が終わってから4月までに1000㎜以上の雨が降りました。それによりブドウ栽培の人たちが例年より早くブドウを守り始めました。
そして2024年の大敵、ベト病がやってきます。まずは葉っぱに被害が出たので、実を守るために尽力します。
5月になり開花が始まりますが、不結実がメルローと珍しいながらもカベルネにも表れてしまいます。
7月8月は天候が落ち着き、理想的な天気が遂にやってきました。
夏のおかげでぶどうは成熟し、収穫も順調に行うことができました。
ワイン
Le Blanc de Duhat-Milon
~ル・ブロン・ド・デュアール=ミロン~
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涼しい年だったので、一部マロラクティック発酵を行ったとのこと。
酸もしっかり感じられるものの、口当たりがとても柔らかく華やか。
落ち着きを感じさせてくれる白ワイン。
Château Duhart-Milon
~シャトー・デュアール=ミロン~
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プリムール感が感じられるけど、これはプリムールならでは。
赤色果実が感じられ、タンニンも細やかで繊細。
全体的にコンパクトな印象が感じられます。
複雑で美しい。
Carruades de Lafite
~カリュアド・ド・ラフィット~
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赤い果実が主体でフレッシュながらも口当たりはまろやかです。
ポイヤックらしい力強さも感じられ、それが心地いい。
後味が細く長く続き、華やか。
Château Lafite Rothschild
~シャトー・ラフィット・ロスチルド~
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細く長い印象。
果実もあるけど、コンパクト。
しなやかで柔らかです。
苦みも少し感じられ、それが心地よさに繋がっている。
全体的に少しコンパクトな印象で、完全に理解するには長年かかりそう。
心地よい静けさが感じられます。
さいごに
2日目で少しずつ2024年ワインへの印象について輪郭が浮かんできてました。
事前に聞いていた話とは印象が違うなぁと感じながら、まだまだ試飲は続きます!
参考記事色々
アリエノール公式インスタグラムで動画や画像を更新しているので、ご興味ある方は併せてご覧ください。
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