友人が予約してくれてお邪魔しました！

最近観光にも力を入れているらしく、他ワイナリーもおいでと言ってもらいました。

今回訪問したのがChâteau Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）です。

現オーナーが購入する前は、あまり良い印象がなかったワイナリー。

畑仕事に力を入れ、品質の向上に努めた後に今の素晴らしいワインを生産するワイナリーとなりました。

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所有ワイナリー

Vignobles K（ヴィニョーブル・カ）が所有しているワイナリーです。

• Château Bellefont-Belcier（シャトー・ベルフォン＝ベルシエ）
• Château Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）
• Enclos Tourmaline（オンクロ・トゥールマリヌ）
• Château Haut-Brisson（シャトー・オー＝ブリッソン）
• Château La Patache（シャトー・ラ・パタッシュ）
• Enclos de Viaud（オンクロ・ド・ヴィオー）
• Château Le Rey（シャトー・ル・レイ）

上のリンクはそれぞれの公式ページに繋がっています。

今回はChâteau Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）について。

歴史

生産ワイン

ファーストワインとセカンドワイン

• Château Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）
• Les Terrasses de Saint Christophe（レ・テラス・ド・サン・クリストフ）

が生産されています。

セカンドワインの「テラス」はこのChâteau Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）のブドウ畑がTerrasses（テラス/棚）になっているから。

ブドウ畑

Saint Emilion（サンテミリオン）とSaint Christophe des Bardes（サン・クリストフ・デ・バルデ）の2つのコミューンの間に位置しています。

Terrasses（テラス/段々畑）になっており、ここの作業は全て手作業でしかできないのも特徴です。

このテラスは800メートルと長いのも特徴です。

Peter Kwok（ペテール・クウォック）氏がここを購入した時は、あまり良いワインが造られていませんでしたが、彼はこの土壌のポテンシャルを存分に発揮できるように18世紀に作られた石垣を再構築しました。

石垣を造るのを生業としているスペイン人に頼んで手作業で行ったそう。

かなり美しいです！

ブドウ畑は20ヘクタール。

ブドウの平均樹齢は30年とボルドーでの平均的な樹齢。

土壌

遠い昔海だったことが分かる、化石が残った粘土石灰土壌と、青い粘土土壌を持ちます。

粘土は地下4～5メートルくらいからでしょうか。

醸造施設

タンクはコンクリートとステンレスを所有しています。

ただ、醸造に使うのはコンクリートタンクのみ。

ステンレスタンクはブレンド用に使用しています。

そして醸造の10～15％は最初から225ℓの樽で行います。

ここの特徴は2014年から醸造には一切亜硫酸を使わないこと。

熟成中も可能な限り使わないようにしているそう。

熟成

熟成は年によって変わりますが15か月程度。

3分の1新樽、3分の1が1度ワインを熟成した樽、残りが2度ワインを熟成した樽を使用しています。

焼き加減はミディアム。

まとめ

ワイナリー情報

Château Tour Saint Christophe（シャトー・トゥール・サン・クリストフ）

住所；1 Casse Vert, 33330 Saint-Christophe-des-Bardes

参考記事

サンテミリオン、最新格付け

サンテミリオン格付けワイナリー、セカンドワインリスト

ワイナリーSNSまとめ、サンテミリオン編

本には載っていないサンテミリオンの格付けについて

サンテミリオンのAOCをひも解く。

ワイン醸造：アルコール発酵について。

AOCボルドーで認められている品種（赤／白／ロゼ）

ボルドーワイン＝ブレンドワイン

最近のボルドーワインについて

ファーストワインとセカンドワイン…って何？

材質別タンクのメリット・デメリット

最後に

行ったことのあるワイナリーに何度も行くのも新しい発見があって好きなんやけど、行ったことのないワイナリーに行くのも楽しい！

同オーナー所有の別ワイナリーにも是非、と言って頂いたので近いうちに行ってきます。

コニャックを軸に生活してると、左岸より右岸がいきやすくて良い。

とはいえ、メドックも来週行ってきます！

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