プリムール2024 Day4/Château Figeac

プリムール2024

なんだか最近よくお邪魔しているシャトー・フィジャック。

受付をすまし、テイスティングルームで試飲です。

担当してくれたのはバティスト氏。彼はフィジャックで研修をして、そのまま正社員登用されたとのこと。フィジャックは研修生が正社員になることがとても多いみたい。

そういうのって良いよね。フィジャックの先見の明と、研修生の良い働き。

2024年について

2024年は3月20日に発芽が始まるという、シーズンが始まるのが遅い年でした。

開花は5月25日から始まりましたが、メルローの開花はかなり長引き3週間程度で、難しい年を予感させました。

7月から8月までの天気は良好で、7月25日から始まったヴェレゾン(色づき)も良く、ブドウが成熟することができました。

ただ、9月からまた多くなり、難しい中での収穫です。

収穫時、例年より選果を厳しく行い、収穫されたブドウの21%を除くことで、良いブドウだけを選択することに成功しました。

ワイン

Château Figeac

~シャトー・フィジャック~

  • AOC:
    • Saint-Emilion Grand Cru
    • サンテミリオン・グラン・クリュ
  • ブドウ品種:
    • 39%カベルネ・ソーヴィニョン
    • 33%メルロー
    • 28%カベルネ・フラン
  • 収穫日:9月20日~10月5日
    • メルロー;9月20日~25日
    • カベルネ;10月2日~5日
  • 収量:31hℓ/㏊
  • アルコール度数:13%alc.(暫定値)
  • pH:3.66
  • 新樽使用:100%

いつも1/3ずつなのに今年はブレンド割合が少し変わっている2024年です。

しっかり凝縮していて、果実の品質もとてもいい。

香りはとてもエレガントでタンニンも美しい。

フルーティで、しなやかで、素晴らしいバランス!

例年同様メルローらしいジューシーさと、カベルネらしい骨格を感じられます。

柔らかでしなやかで強く、良い意味で2024年らしくないポテンシャルが感じられました。

さいごに

ポテンシャルの高さを感じさせてくれたフィジャック。

2024年らしい繊細さと共に、いい意味でらしくない果実の凝縮感もあって、感動したワインの一つ!

やっぱり2024年は人の力を感じる年やったなぁ。

参考記事色々

2021年工事が完了した、シャトー・フィジャック

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