2日目、午前最後のワイナリーはシャトー・ポンテ=カネです。
ポンテカネはとても好きなワイナリーなので、楽しみにしていた訪問の一つ。
ずーっと何かしら工事してて、訪問するたびに驚きます。
この間訪問した様子はインスタに載せてるので、興味のある方はどうぞ。
2024年について
例年、ポンテカネの試飲するまでに結構待たされるんやけど、今年はスムーズで嬉しい。
そして長年ポンテ=カネで働くヴィオレーヌに会えたのも嬉しい。
最近行けてないのに覚えてくれてるって有難いよね。
醸造施設を通って2階の試飲会場へ。
私はついこの間訪問したばかりやけど、みんなめっちゃ写真とか動画とか撮ってた。撮りたくなるよね。
試飲は一族のノエ・テスロン氏が説明してくれました。
ちなみにノエは主にコニャック・テスロンを担当しています。
ポンテ=カネも毎年嗜好を凝らした資料をつくってくれるので、それを見るのも楽しみです。資料の中の情報は少ないけど、QRコードを読み込めば詳しい情報を見ることができます。
暖かく雨が多い冬を終え、春は土壌に水が沢山貯まった良い環境下で始まります。
発芽は例年より早く始まります。
4月も雨が多く、ベト病がこの時既に現れ始めます。
雨が多く植物の成長が早く進むものの、気温が上がりきらずに成長速度が下がります。
開花は良い天候の下進みますが、6月中頃に雷雨がやってきました。
年間を通して多くの被害が出るかと思いましたが、栽培チームのおかげで損失は最小限に抑えることができました。
夏は乾燥したおかげでブドウの樹にストレスが与えられ、ハーブやフルーティな香りに繋がりました。
収穫も可能な限り時期を遅らせ、最大限にブドウが成熟した時に行いました。
醸造時は抽出を少なくするためにルモンタージュの数を減らしたとのことです。
ワイン
Château Pontet-Canet
~シャトー・ポンテ=カネ~
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例年に比べると少し控えめな印象ですが、果実の甘みや燻製香等色々な香りを感じることができます。
タンニンは繊細でエレガント。
そして後味も長くフルーティ。
2024年らしいとか、メドックらしいっとか、ポイヤックらしいとか、そんな言葉が相変わらず似合わない、唯一無二のワインを提供するポンテカネでした。
ランチ
そして待望のランチ!
ポンテカネのランチは、料理もですがチーズブッフェが名物ですよね。
例のごとく、今回は縦写真&画像ばっかり撮ってしまっているので、写真少な目ですいません。
ランチではポンテカネの現行ビンテージと、アメリカのピム・ラエを頂きます。
この日、ハードな一日でランチをめっちゃ駆け足で食べたのが本当に残念。
折角の素敵ランチやから、ゆっくり食べたいし、ブッフェも楽しみたいのにそれができないプリムール。
メニューはこんな感じでした。
- ブルーオマールのスープにビーツのタルタル
- 豚肉のフィレミニヨンとポム・ドフィーヌ
- チーズブッフェ
- カフェ・グルマン
最後にはもちろんコニャック・テスロンが待ってるんやけど、今年は私が運転してるし、時間ないしで断念。
これ書いてたらテスロン飲みたくなってきたから、今日の晩餐はテスロンで決定。
さいごに
2日目折り返しです。
この日はハプニングもありながら、ほんまに充実してた!
駆け足ランチは残念やけど、プリムールならではの疾走感。
一週間ずっとギア全開にしてるので、終わった後はやっぱり疲れるけど、お祭りみたいで楽しい。
参考記事色々
アリエノール公式インスタグラムで動画や画像を更新しているので、ご興味ある方は併せてご覧ください。
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