2019年も中盤になったので、2018年ボルドーワインについて完全なる独断と偏見で書こうとおもいます!
「個人的意見」がものっすごい入ってる記事なので、御理解の上読んでください。
2018年の気候は?
ざっくり言うと変な気候でした。
冬の間は寒く、雨が降り続いていて、水はけが良いはずの畑に水たまりが出来るほど。
そしてその雨は春になっても降り続き、一転夏は暑くて雨が全く降らない!
春までは2013年を彷彿とさせる天候でした。
夏は雨が降らなかったですが、地中に充分な水があるために、ぶどうが良く成長しました。
ただ収穫日が近くなると、雨が降ってしまいました。
なので、ワイナリー毎の収穫日決定による差が出る年なのでは?と想像しています。
自然被害はあった?
2016年は雹、2017年は霜の被害がありましたが、2018年はどうだったのでしょうか?
先に言ったように雨が多かったです。
そして最近のボルドーワイナリーはオーガニック栽培をしている所が本当に多い!
湿度が高い=べと病になりやすい
のですが、Bio(オーガニック)の認定を受けるためにはべと病の対抗策として使えるボルドー液の量を制限されてしまいます。
つまり、オーガニック、特にビオディナミの生産者がべと病にやられた一年でした。
ワイナリーが思う2018年の出来
まあ、生産者が思う/言う出来なので、悪いことは絶対言わないのが当たり前なのですが…笑
確かに病気になったぶどうもあるけれども、生き残ったものに関しては質も量もとてもいい!
とのことです。
嘘か真か。
これは私達消費者の元へワインが届く頃のお楽しみです。
私個人の感想
2018年は私事が色々あったので、残念ながら収穫をほとんど見ることが出来ませんでした…。
例年通りですが、やはりワイナリー毎に収穫日が違うので、いつ収穫するかでワインの味が変わって来るなぁと思っています。
ビオディナミを実践していて、収量が減ってしまったワイナリーで例年とは違う醸造・熟成方法を行っているワイナリーや
被害にまったく遭わなかったワイナリーなど
ワイナリー毎の差がたくさん出た年だと思っています。
最後に
2018年ワインが私たちの手元に届くのは後1年と少し先。
今までいくつか試飲をしましたが、確かに品質が良いワインができています。
現実にどのようなワインができたのか、是非皆さんの舌で楽しんでみてください!
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