ソムリエ協会の集まりに警察が来た話

仏ソムリエ協会

ちょっとした思い出話を。

コロナ前、やから既に3年くらい前かな。ソムリエ協会の集まりがありました。

忘れもしないあれはメドックの某ワイナリーを訪問した時。

マルゴー地方のワイナリー1件訪問の後、移動して同じくマルゴー地方のワイナリー訪問を。

そして2件目のワイナリー見学が終わった後にそのままワイナリー内で食事やった。

食事が始まる時に、突然警察官が2人入ってきた…!

びびらん?急に入ってきたら。

しかも皆車やのにワイン飲んでるからね。笑

(フランスの法律で認められている範囲内での飲酒です)

そこで警察官の話が始まった。

「皆さんこんにちは。見学・試飲は楽しかった?」

数年ソムリエ協会に所属してるけど、こんなことなかったから、何なのかかなり注目が集まる。

彼らは警察官は警察官でも、贋物ワインを取り締まる部署の方々。

贋物ワインがいかに流通しているか、どれだけ信用度が高いところから購入しても贋物が混ざっている可能性があるとか。

ワインは見た目が全くの本物でも、中身だけ入れ替えられている可能性もあるから、何かあったら連絡ください。とのこと。

そして警察官の皆さんと一緒にランチ(もちろんワインあり)をして解散しました。

これ、凄いカルチャーショックを受けた会やったんよ。

警察がソムリエ協会の集まりに来た、ということもそうやけど、贋物ワインに関する部署があるっていうのにも驚いた。

さすがワインの国よね…!

フランスは少しずつ活動が再開されているけれど、こういう話を聞ける貴重な機会がここ数年失われてたんやなぁと。

参考記事

フランスソムリエ協会関連の記事

最後に

今回はちょっとした雑談でした。

こういうインパクトのある会は訪問したワイナリーも忘れないもんよね。

シャンパーニュGonet Medeville(ゴネ・メドヴィル)と同オーナーのワイナリーに。

そこでメルロー主体のCru Monplaisir(クリュ・モンプレジール)やソーテルヌのChâteau Gilette(シャトー・ジレット)をいただきました。

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そしてChâteau Kirwan(シャトー・キルヴァン)でランチでした。

マルゴー地方のその他ワイナリーの方もいらっしゃって、マルゴー地方の格付けワインと共にランチをいただきました。

この日は数年間参加しているソムリエ協会の集まりでも、一番印象に残った会でした。

また近いうちに試飲会があるはずなので、


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