プリムール1日目2件目は同じくペサックレオニャンに位置するシャトー・レ・カルム・オー=ブリオン。
2023年プリムールで記憶に残るワインを造っていたので、楽しみにしていたワイナリーです。
私たちの受け入れをしてくれたのはセラーマスターのフランソワ氏。
実際に造っている人と話ができると、どんな質問にも答えてくれるからとても楽しい！
2024年について
2024年の気候はやはり難しかったとのこと。
特に開花とヴェレゾン（色づき）に均一性がなく、収穫時に区画ごとに選果をいつも以上にしっかり行いました。
手摘み収穫なので、良く熟した房だけを収穫し、その後の選果もしっかり行いました。
ぶどうの実の密度による選果と、レーザー選果機も使用したとのことです。
醸造時の抽出はゆっくり、そして熟成時の作業や樽の選択もかなり慎重に行ったとのことです。
樽熟成は例年より長く、ゆっくり丁寧に行う予定だそう。
つまり最初は樽熟成を行い、その後大きな木製の容器で熟成予定とのことです。
ワイン
頂いたのは2種類のワイン。
C des Carmes Haut-Brion
～セー・デ・カルム。オー＝ブリオン～
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セー・デ・カルム・オー＝ブリオンらしいブレンド割合です。
最初の香りはフレッシュで、ミントの様な爽やかさも
苦みと渋さも少し感じられるけど、果実の甘みも感じられます。
しなやかで後味も長い、キレイな赤ワイン。
Château Les Carmes Haut-Brion
～シャトー・レ・カルム・オー＝ブリオン～
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フルーティでフローラルなファーストインプレッション。でも静けさも感じます。
タンニンがしっかり細かく、酸も綺麗。
少しの渋みとスパイス香りが良いアクセントになっています。
タンニンもしなやかでカルム・オー＝ブリオンらしい綺麗な酸をしっかり感じることができます。
さいごに
毎年同様、酸とタンニンの質がとてもいいワインたちでした。
毎年プリムールでは畑で働く馬を沢山みるんやけど、今年も最初に見たのはレ・カルム・オー=ブリオン。
動物とか自然とかがあると、あわただしい中も落ち着けるから私の中でとても大切。
参考記事色々
アリエノール公式インスタグラムで動画や画像を更新しているので、ご興味ある方は併せてご覧ください。
今年は縦で撮った写真の方が多いから、インスタの方がイメージでの情報は多いです。
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